デジタル大辞泉 「サマリンダ」の意味・読み・例文・類語 サマリンダ(Samarinda) インドネシア中部、カリマンタン島(ボルネオ島)東岸の港湾都市。東カリマンタン州の州都。マハカム川下流デルタに位置する。古くから木材の積出港として知られ、内陸部の油田・炭田の開発に伴い発展。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例 Sponserd by
改訂新版 世界大百科事典 「サマリンダ」の意味・わかりやすい解説 サマリンダSamarinda インドネシア,ボルネオ島東岸のマカッサル海峡にのぞむ港市。人口56万3570(2003)。マハカム河口のデルタ上に位置し,市街は幅700mのマハカム川両岸に広がる。東カリマンタン州の州都。古くからブギス族,バンジャル人,中国人などが移住して,奥地物資の集散やジャワ,シンガポール方面との交易に従った。近年は付近の石油,石炭の産出も加わり繁栄している。マタラム大学も開設された。執筆者:別技 篤彦 出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報 Sponserd by
日本大百科全書(ニッポニカ) 「サマリンダ」の意味・わかりやすい解説 サマリンダさまりんだSamarinda インドネシア、ボルネオ島東岸のマカッサル海峡に臨む港湾都市。東カリマンタン州の州都。人口33万5016(1990)、83万1608(2018推計)。マハカム川河口のデルタ上に位置し、河口から約19キロメートルさかのぼった所にある。航行には数本の水路があるが、普通はムアラ・バヨール川による。長さ120メートル、喫水6メートルまでの大型船が寄港できる。奥地の林産物の集散地として古くからジャワ、シンガポール方面との交易が行われたが、20世紀初頭以来、付近の石油と石炭の開発に伴い急速に発展した。住民には多数の華僑(かきょう)やマレー人が含まれる。[別技篤彦] 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例 Sponserd by
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「サマリンダ」の意味・わかりやすい解説 サマリンダSamarinda インドネシア,ボルネオ島カリマンタン東部,カリマンタンティムール州の州都。マハカム川デルタの扇頂に位置する河港都市。木材を中心に,籐,爬虫類の皮,ゴムなどを輸出する。南方に油田が広がり,パイプラインでバリクパパンに送られる。ムラワルマン大学がある。人口 26万 4718 (1980) 。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by