サラミソーセージ(読み)さらみそーせーじ(その他表記)salami sausage

精選版 日本国語大辞典 「サラミソーセージ」の意味・読み・例文・類語

サラミ‐ソーセージ

  1. 〘 名詞 〙 ( 洋語[イタリア語] salami+[英語] sausage ) =サラミ
    1. [初出の実例]「直径七センチもある巨大なサラミ・ソーセージ」(出典:エオンタ(1968)〈金井美恵子〉一八)

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「サラミソーセージ」の意味・わかりやすい解説

サラミソーセージ
さらみそーせーじ
salami sausage

ドライソーセージ一種ウシブタの赤肉を塩漬(えんせき)して粗びき肉にし、細かく刻んだ豚脂を加え、香辛料を強くきかせ、ラム酒などの洋酒を加えてケーシングに詰めて低温で乾燥させたものである。長時間乾燥させて水分を35%以下にするのと、香辛料を多く使用するためにきわめて保存性が高い。乾燥前に湯煮(ゆに)し、水分を55%以下で35%を超すように仕上げたものはセミドライソーセージに区分され、ソフトサラミソーセージがその代表。薄切りにして、オードブルカナッペ材料、あるいは酒のつまみにする。イタリアンミラノ、ゲノア(イタリア)、ジャーマン(ドイツ)、ハンガリアン(ハンガリー)など、ヨーロッパにはいろいろな種類がある。

河野友美・山口米子]

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「サラミソーセージ」の意味・わかりやすい解説

サラミソーセージ
salame

豚肉牛肉などの畜肉を用いて牛の腸に詰めてつくられるドライソーセージの一種。香辛料としてにんにく,肉桂,にくずくなどを用い,数十日間徐々に乾燥する。長期保存ができる。カナッペなどの材料として用いられる。

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栄養・生化学辞典 「サラミソーセージ」の解説

サラミソーセージ

 ドライソーセージの一つ.低温で乾燥させてソーセージの水分を少なくし,保存性をよくしたもの.通常スパイスを多く用いる.

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