デジタル大辞泉
「シミエン国立公園」の意味・読み・例文・類語
シミエン‐こくりつこうえん〔‐コクリツコウヱン〕【シミエン国立公園】
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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シミエン国立公園
シミエンこくりつこうえん
Simien National Park
エチオピア北西部,タナ湖の北東約 110kmのエチオピア高原北部一帯のシミエン山地に位置する国立公園。面積約 220km2。 1966年指定。標高 4000mに達する公園内には長年の風化からできたシミエン山地特有の岩山がそびえ立っている。厳しい環境のなかでゲラダヒヒやワリアアイベックス,シミエンギツネなどの固有種が生息するが,いずれも生息数が少なく絶滅の危機にさらされている。おもな原因は密猟,戦乱,人口問題などであるが,特に耕作地の拡張による自然生態系の破壊は深刻である。一時は公園全域の半分が農耕に利用されていたが,その後3分の1程度にまで減少した。 1978年に世界遺産の自然遺産に登録。
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
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世界遺産詳解
「シミエン国立公園」の解説
シミエンこくりつこうえん【シミエン国立公園】
1978年に登録、1996年に登録内容が変更された世界遺産(自然遺産)で、エチオピア北部、タナ湖北東に位置する。「アフリカの天井」と呼ばれる高地で、絶滅の危機にさらされているシメジャッカルや、霊長類の珍獣ゲラダヒヒをはじめ、ヤギの仲間のワリアアイベックス、シミエンギツネなどの動物が見られる。それらの貴重な生物が評価されて、世界遺産に登録された。エリトリアとの抗争、道路建設、農地開墾などの生態系の破壊により、生物の絶滅が危惧され、1996年に危機遺産リストに登録された。◇英名はSimien National Park
出典 講談社世界遺産詳解について 情報
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「シミエン国立公園」の意味・わかりやすい解説
シミエン国立公園【シミエンこくりつこうえん】
エチオピア北部にあるエチオピアの最高峰ダス・ダシャン山を中心とした国立公園。この地域は氷河が削った深い峡谷が連なる厳しい環境のため,独特の動植物が生息している。特にワリアアイベックス(ヤギの仲間)はユーラシア大陸のアイベックスと同系統で,かつてユーラシア大陸とアフリカ大陸が地続きだったことを示す貴重な動物である。絶滅の危機に瀕する動植物が多く生息している高山地帯である。1978年世界自然遺産に登録。
出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報
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