ジョージ6世(その他表記)George Ⅵ

改訂新版 世界大百科事典 「ジョージ6世」の意味・わかりやすい解説

ジョージ[6世]
George Ⅵ
生没年:1895-1952

イギリス国王在位1936-52年。ジョージ5世次男エリザベス2世の父。第1次大戦に海軍士官として従軍。1936年兄エドワード8世退位の後をうけて即位。第2次大戦中は,しばしば軍隊慰問や民情視察を行い国民士気を鼓舞した。また王みずから爆撃下のロンドンにとどまって,市民苦難をともにした。責任感の強い質実重厚なその人柄は,国民に広く敬愛された。
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山川 世界史小辞典 改訂新版 「ジョージ6世」の解説

ジョージ6世(ジョージろくせい)
George Ⅵ

1895~1952(在位1936~52)

イギリス王。ジョージ5世の次男。海軍士官となり,第一次世界大戦中は艦隊および空軍勤務。戦後ケンブリッジ大学に学び,1920年ヨーク公に叙せられ,23年ストラスモア伯の娘と結婚。36年シンプソン夫人事件による兄エドワード8世退位のあとをうけて即位。第二次世界大戦に際して立憲君主としての責務を果たし,国民から敬愛された。現女王エリザベス2世の父である。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ジョージ6世」の意味・わかりやすい解説

ジョージ6世
ジョージろくせい
George VI

[生]1895.12.14. ノーフォーク,サンドリガム
[没]1952.2.6. ノーフォーク,サンドリガム
イギリス国王 (在位 1936~52) 。ジョージ5世 (在位 17~36) の次男。 1913年海軍に入り,特務士官として第1次世界大戦に参加。 19年空軍に入り,その後ケンブリッジ大学に学び,20年アルバート親王からヨーク公に叙された。産業・労働問題に関心もち,「産業の王子」と称された。 36年兄エドワード8世 (在位 36.1.~12.) の退位後即位,37年5月戴冠式。 38年フランス,カナダ,アメリカを歴訪。第2次世界大戦中はロンドンを離れず,戦争遂行に努力。

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20世紀西洋人名事典 「ジョージ6世」の解説

ジョージ6世
George Ⅵ


1895.12.14 - 1952.2.6
英国国籍。
英国王。
ジョージ5世の次男で、現女王のエリザベス2世の父にあたる。海軍士官の出身で、1923年エリザベス・ボーズ・リヨンと結婚。’36年兄のエドワード8世(ウィンザー公)がシンプソン夫人と結婚する事になり退位したため、即位。’38年にフランス、アメリカ、カナダを歴訪する。第二次大戦中は爆撃下のロンドンに留まり、国内各地を訪れて市民を励まし、苦難を共にした。

出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報

367日誕生日大事典 「ジョージ6世」の解説

ジョージ6世

生年月日:1895年12月14日
イギリス国王(在位1936〜52)
1952年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

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