すてん(読み)ステン

デジタル大辞泉 「すてん」の意味・読み・例文・類語

すてん

[副]勢いよく倒れるさま。「雪の道で滑ってすてんと転ぶ」「すてんころり
[類語]どてんどたんどたりどしんすとんずどんずしんずしりどすんどさりどしりどかんばたりどうとばったりずでんずでんどうころりごろりすってんころり

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精選版 日本国語大辞典 「すてん」の意味・読み・例文・類語

すてん

  1. 〘 副詞 〙 ( 多く「と」を伴って用いる ) 物がはずみをつけて倒れたり、また、人がころんだりすべったりなどするさまを表わす語。
    1. [初出の実例]「が、さうせば、さうするだけ、調子よく、すてんと身体を投げ出された」(出典:防雪林(1928)〈小林多喜二〉三)

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