ずしり(読み)ズシリ

デジタル大辞泉 「ずしり」の意味・読み・例文・類語

ずしり

[副]
重い物を置くときなどにたてる地響きを表す語。ずしん。「大きな荷物ずしりと床におろす」
物を持ったときなどに重さや手ごたえを感じるさま。ずしん。ずっしり。「この箱は小さいが、ずしりと重い」「先輩の一言がずしりと胸にこたえた」
[類語](1どてんどたんどたりどしんすとんずどんずしんどすんどさりどしりどかんばたりどうとばったりすてんずでんずでんどうころりごろりすってんころりどんとんとんとんどんどんかたりがたりかたんがたんかたかたがたがたかたことがたごとことことごとごとことりごとりことんごとんこんこんこんごんごんがつんこつんごつんかんかんがんがんばあんぱあんぱたりばたんぼおんぽおんぽんとぽんぽこぼこぼこぽこぽこぽんぽんちゃらちゃらちゃりんじゃらじゃらちりんちりんがちゃがちゃかちゃかちゃかちりかちかちこつこつかちゃりがちゃりかちゃんがちゃんかちんがちんからからがらがらがらりどたどたどかどかどっとどすどすどしどしばんばんぽくぽくちんちん/(2ずしっとずっしり重い重さ重み重たい重重しい重量持ち重りヘビー物物しい厳めしいおごそ厳粛粛粛厳然森厳荘厳荘重重厚厳として重量感どっしりどっかとがっしり広量堂堂大度太っ腹マッシブ存在感睥睨へいげい厳しい厳格厳重厳酷厳正冷厳峻厳しゅんげん峻烈しゅんれつ苛酷険しい辛辣しんらつ粛然貫禄威厳威徳尊厳威儀権威威信威名威望名望威光威力権力勢威重圧すご脅威威圧威風威風堂堂威容偉容英姿雄姿勇姿仰仰しいご大層息が詰まる大風呂敷を広げる

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精選版 日本国語大辞典 「ずしり」の意味・読み・例文・類語

ずしり

  1. 〘 副詞 〙 ( 多く「と」を伴って用いる。「づしり」とも表記 ) 重い物などが、地ひびきをたてて落ちる音、また、重い物を手に持ったときの手ごたえのあるさまなどを表わす語。ずしん。ずっしり。
    1. [初出の実例]「此病人は補中益気湯と、づしりと心で唀なりが、てうど病気に的当して有が、事之宜ぞ」(出典:絅斎先生仁義礼智筆記(18C初))
    2. 「夕すずみずしりと俵おとす音」(出典:雑俳・柳多留‐九(1774))

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