どたり(読み)ドタリ

デジタル大辞泉 「どたり」の意味・読み・例文・類語

どたり

[副]
重い物などが落ちたり倒れたりする音や、そのさまを表す語。「馬上からどたりと落ちる」
疲れ果てた人などが、こらえきれずに横になったり座ったりするさま。「どたりソファーに座り込む」
[類語]どてんどたんどしんすとんずどんずしんずしりどすんどさりどしりどかんばたりどうとばったりすてんずでんずでんどうころりごろりすってんころりどんとんとんとんどんどんかたりがたりかたんがたんかたかたがたがたかたことがたごとことことごとごとことりごとりことんごとんこんこんこんごんごんがつんこつんごつんかんかんがんがんばあんぱあんぱたりばたんぼおんぽおんぽんとぽんぽこぼこぼこぽこぽこぽんぽんちゃらちゃらちゃりんじゃらじゃらちりんちりんがちゃがちゃかちゃかちゃかちりかちかちこつこつかちゃりがちゃりかちゃんがちゃんかちんがちんからからがらがらがらりどたどたどかどかどっとどすどすどしどしばんばんぽくぽくちんちん

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「どたり」の意味・読み・例文・類語

どたり

〘副〙 (多く「と」を伴って用いる)
① 重い物などが倒れたり、落ちたり、ぶつかったりするさまを表わす語。どたん。
※俳諧・炭俵(1694)上「寝処に誰もねて居ぬ宵の月〈芭蕉〉 どたりと塀のころぶあきかぜ〈孤屋〉」
② 疲れたりしていて、いかにもだるそうに寝ころんだり、すわったりするさまを表わす語。
青春(1905‐06)〈小栗風葉〉春「其儘浮かぬ顔を為てドタリと横になったが」

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