どたり(読み)ドタリ

デジタル大辞泉 「どたり」の意味・読み・例文・類語

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「どたり」の意味・読み・例文・類語

どたり

  1. 〘 副詞 〙 ( 多く「と」を伴って用いる )
  2. 重い物などが倒れたり、落ちたり、ぶつかったりするさまを表わす語。どたん。
    1. [初出の実例]「寝処に誰もねて居ぬ宵の月〈芭蕉〉 どたりと塀のころぶあきかぜ〈孤屋〉」(出典:俳諧・炭俵(1694)上)
  3. 疲れたりしていて、いかにもだるそうに寝ころんだり、すわったりするさまを表わす語。
    1. [初出の実例]「其儘浮かぬ顔を為てドタリと横になったが」(出典:青春(1905‐06)〈小栗風葉〉春)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android