ごろり

精選版 日本国語大辞典 「ごろり」の意味・読み・例文・類語

ごろり

〘副〙 (多く「と」を伴って用いる)
① 物が転がるさまを表わす語。「ころり」よりやや大きく、重い感じを表わす。
※報恩録(1474)上「又髑髏裏眼睛とは、識知がからりっと尽てごろりと倒るる端的よ」
※首が落ちた話(1918)〈芥川龍之介〉下「長い辮髪をぶらさげた首が、ごろりと床の上へころげ落ちた」
② 人が転がるさま、横たわるさまを表わす語。
多情多恨(1896)〈尾崎紅葉〉前「葉山はごろりと転側(ねがへり)をして」

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デジタル大辞泉 「ごろり」の意味・読み・例文・類語

ごろり

[副]大きくて重い物が倒れたり、転がったりするさま。「ごろりと横になる」「丸太ごろりと転がす」
[類語]くるりぐるりくるりくるりぐるりぐるりくるっとくるくるぐるぐるくりくりぐりぐりころころごろごろからからがらがらころりすってんころりすてんずでんどうとばたりばったりずでんどうどてんどたんどたりどしんすとんずどんずしんずしりどすんどさりどしりどかん

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