スルガ銀行

共同通信ニュース用語解説 「スルガ銀行」の解説

スルガ銀行

静岡県沼津市に本店を置く地方銀行。1895年に設立された。静岡、神奈川両県を中心事業展開している。投資用不動産向け融資で成長したが、2018年に不正融資が発覚したのをきっかけに経営が迷走した。22年6月末時点の従業員数は1353人。23年3月期連結決算は、売上高に当たる経常収益が924億円、純利益は105億円。

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日本の企業がわかる事典2014-2015 「スルガ銀行」の解説

スルガ銀行

正式社名「スルガ銀行株式会社」。英文社名「Suruga Bank Ltd.」。銀行業。明治28年(1895)「株式会社根方銀行」設立。同29年(1896)「株式会社駿東実業銀行」に改称。同45年(1912)「株式会社駿河銀行」に改称。平成16年(2004)現在の社名に変更。本店は静岡県沼津市通横町。地方銀行。静岡県東部・神奈川県西部を中心に営業展開。首都圏にも進出東京証券取引所第1部上場。証券コード8358。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「スルガ銀行」の意味・わかりやすい解説

スルガ銀行
スルガぎんこう

地方銀行。1887年岡野喜太郎が貯蓄組合,共同社として創業。これを母体に 1895年株式会社に改組して根方銀行に,翌 1896年駿東実業銀行に,1912年駿河銀行となる。おもに静岡県内の中小銀行や信用金庫などの買収合併を進めて経営拡大をはかり,1990年現名称に行名変更。個人および中小企業との取り引きに重点をおいている。

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