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その他の身近な山野草 そのほかのみぢかなさんやそう

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食の医学館の解説

そのほかのみぢかなさんやそう【その他の身近な山野草】

イカリソウ
利用部位/茎、葉
おもな働きと関連する病気/強精・強壮、健胃、低血圧症
 茎や葉を薬用酒やお茶として使用する。若芽を油炒め、汁の具、和えもの、揚げものなどに利用してもよい。
オオバコ
利用部位/果穂、全草
おもな働きと関連する病気/胃腸病、頭痛、蓄膿症、むくみ、せき、発熱、便秘、動脈硬化、心臓病
 車のわだちのあるような道ばたに生えることから車前草シャゼンソウ)と呼ばれる。葉などを天日乾燥したものを煎じてお茶として服用する。
ウコギ
利用部位/根皮
おもな働きと関連する病気/滋養強壮、関節痛、腰痛、冷え症
 わが国の山野に自生するものは主にヤマウコギ。根皮をはいで天日乾燥したものを煎じる。中国の五加皮酒は、ヒメウコギの根皮を酒に漬けたもの。ヤマウコギも同様に利用される。
カタクリ
利用部位/りん茎、葉、茎
おもな働きと関連する病気/かぜ、下痢、胃腸炎
 乾燥させた葉や茎は煮もの、炒めものに使う。りん茎からつくられる粉は「かたくり粉」としてあんかけ料理や和菓子に使われる。現在市販されているかたくり粉の多くはジャガイモのでんぷんで、まったくちがうもの。
キハダ
利用部位/内樹皮
おもな働きと関連する病気/健胃、下痢、腹痛、腰痛、貧血症、糖尿病、血糖降下作用
 天日乾燥させたものを煎じる。樹皮成分にベルベリンを含み、制菌性が認められている。大腸菌コレラ菌に有効。健胃整腸作用があり、昔から胃腸薬として利用されている。
クサソテツ
利用部位/全草
おもな働きと関連する病気・生活習慣病
 コゴミの名でとおっている山菜。栄養成分としてミネラルバランスよく含む。とくに亜鉛が多く、味覚を正常に保つ。ビタミンFとも呼ばれるアラキドン酸も多く含まれ、免疫系機能を調整する。
・クマ笹
利用部位/葉
おもな働きと関連する病気/糖尿病、胃炎、高血圧、口臭予防
 若葉は生で青汁として飲用。葉は天日乾燥して炒ってお茶として利用。葉の成分はアルカリ性が高く、酸性体質改善に役立つ。生葉にはバリフォリンという多糖類を含み、制がん効果があるといわれている。
・クマヤナギ
利用部位/茎葉
おもな働きと関連する病気/利尿、腰痛、解熱、解毒、胆石
 乾燥させたものを煎じて飲む。民間薬としては胆石の改善に効くとされている。酸性体質の改善にも効果がある。果実も栄養価が高く、有機酸やブドウ糖、果糖、ビタミン類を含み、疲労回復、動脈硬化に有効。
ゲンノショウコ
利用部位/葉
おもな働きと関連する病気/腸内潰瘍の予防、便秘、下痢、婦人病、慢性胃弱、利尿
 茎葉にタンニンフラボノイドのケンフェリトリンなどを含み、整腸作用や消化管内の炎症を抑える。昔から、下痢止めの妙薬として知られている。
サンショウ
利用部位/果皮
おもな働きと関連する病気/健胃、整腸
 乾燥させたものを粉にし、香辛料として利用する。芳香精油シトロネラールが含まれ、大脳を刺激して内臓の働きを活発にする。辛み成分は活性酸素を除去し、免疫力を高める。若葉も料理に利用できる。
ドクダミ
利用部位/全体
おもな働きと関連する病気/解毒、解熱、利尿、むくみ、動脈硬化、痔、便秘、蓄膿症
 生葉のまま外用したり、乾燥したものを煎じて服用する。特異のにおいはデカノイルアセトアルデヒドという物質で制菌力がある。乾燥するとメチルノニルケトンにかわり、制菌力はなくなるが、利尿、緩下作用があり、毛細血管の老化を予防する。
トチバニンジン
利用部位/根茎
おもな働きと関連する病気/せき止め、健胃、去たん、解熱、心臓病、高血圧、動脈硬化
 乾燥させた根茎を煎じて飲む。ゲルマニウムが含まれ、血液循環をよくして老化を防止する。血管を拡張させる働きがあり、コレステロールを除去し、心臓病、高血圧、動脈硬化予防に有効。
トチュウ
利用部位/樹皮、葉
おもな働きと関連する病気/滋養強壮、冷え症、生理不順、腎機能低下、頻尿、頭痛、倦怠感、食欲不振高血圧症
 乾燥させて煎じて飲む。樹皮や葉にはピノレジノール・ジグルコサイドを含み、血圧降下作用がある。葉には副腎のホルモン機能を促進する働きがあり、老化予防、腎機能の正常化に有効。
ナルコユリ
利用部位/根茎
おもな働きと関連する病気/滋養強壮、シミ、せき、倦怠感
 乾燥させたものを煎じて飲む。多糖類、ファルカタン、マンノースなどを含み、滋養強壮効果がある。若芽も食用でき、ビタミン、ミネラルたっぷりの滋養食。
・ニホンアカマツ
利用部位/葉
おもな働きと関連する病気/高血圧症、 疲労回復、 スタミナ増強
 葉(若芽)を乾燥させて煎じて飲む。葉緑素、ビタミンA、C、クエルセチンを含み、血管を強化。高血圧症の予防に役立つ。樹幹からでる松ヤニは精製して皮膚に塗ると血管拡張作用により、患部の自然治癒力を促進する。
・ハマナス
利用部位/花
おもな働きと関連する病気/神経性胃炎、ストレス、生理不順
 乾燥させたものをお茶として服用。熟した果実は栄養価が高く、果実酒にして飲むと疲労回復、不眠症、低血圧症、貧血に効果があるといわれる。
・マタタビ
利用部位/果実
おもな働きと関連する病気/冷え症、腰痛、神経痛、不眠症
 熱湯に5分ほどひたしてから干し、粉末にして服用。果実は塩漬けや果実酒としても利用される。若芽は食用にしたり、お茶に利用できる。ビタミン、アミノ酸、たんぱく質を多く含み、脳細胞の活性化に役立つ。
・ユキノシタ
利用部位/葉
おもな働きと関連する病気/やけど、腫れもの、しもやけ、痔
 外用する場合は、火であぶってやわらかくして患部にはる。葉はてんぷらなどにして食用にもなる。

出典|小学館
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