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ぬめり ぬめり

大辞林 第三版の解説

ぬめり

( 連語 )
〔完了の助動詞「ぬ」の終止形「ぬ」に推量の助動詞「めり」の付いたもの〕
…てしまっているように思われる。すっかり…てしまっているようだ。 「あひ思はで離れぬる人をとどめかねわが身は今ぞ消えはて-・める/伊勢 24」 「伊勢渡る川は袖より流るれどとふにとはれぬ身は浮き-・めり/後撰 雑四

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世界大百科事典 第2版の解説

ぬめり

近世歌謡。ぬめりうた(歌,唄),ぬめり節ともいう。遊里を浮かれ歩く意の〈ぬめる〉から出たとされ,廓遊びの際に歌う流行歌曲をいうが,その成立の上限は不明。元禄期(1688‐1704)までにさまざまな形で流行。〈ぬめり拍子〉〈ぬめり躍(おどり)〉などもあり,遊女の道中を〈ぬめり道中〉ともいい,それを扱った歌舞伎で,傾城(けいせい)の出端歌としての〈ぬめり〉もあった。京都の三味線の名手,岸野次郎三郎が,遊女の位によって弾き分けたことは有名。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ぬめり
ぬめり

野菜ではサトイモ、ヤマノイモ、オクラ、ジュンサイ、ナメコ、また、コンブやワカメなどの海藻、糸引き納豆、魚貝類ではウナギ、アナゴ、ドジョウ、アワビなど、いろいろな食品にぬるぬるしている成分がある。それをぬめりというが、味を妨げるものではなく、食品に特有の食感をつくりだしている。サトイモのぬめりを除くには、皮をむいて水洗いし、水煮してからさらに水洗いする。ぬめりを好むなら、皮をむいて熱湯でゆでればよい。ぬめり成分は、各食品により異なるが、多くは糖タンパク質である。したがって、加熱や食塩でこする、酢で洗う、といったことでかなりの分をとることができる。[河野友美・山口米子・多田鉄之助]

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