ノートルダム寺院(読み)ノートルダムジイン

デジタル大辞泉 「ノートルダム寺院」の意味・読み・例文・類語

ノートルダム‐じいん〔‐ジヰン〕【ノートルダム寺院】

Cathédrale Notre-Dame de Paris》⇒ノートルダム大聖堂

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共同通信ニュース用語解説 「ノートルダム寺院」の解説

ノートルダム寺院(大聖堂)

フランス・パリ市内を流れるセーヌ川シテ島にあるカトリック教会聖堂ゴシック建築の代表とされ、荘厳な外観彫刻ステンドグラスが高く評価されている。ノートルダムとは「私たちの貴婦人」の意味で、聖母マリアを指す。1163年に着工、1345年に完成した。1804年にはナポレオン皇帝戴冠式を行った。作家ビクトル・ユゴーの小説「ノートルダム・ド・パリ」の舞台としても知られる。寺院を含むセーヌ川一帯は世界文化遺産に登録されている。(共同)

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知恵蔵mini 「ノートルダム寺院」の解説

ノートルダム寺院

フランス・パリの中心部、セーヌ川に浮かぶシテ島にある、ゴシック様式を代表する建築物。1163年に起工し、1345年に完成した。15世紀にはジャンヌ・ダルク審判、1804年には皇帝ナポレオンの戴冠式が行われるなど、歴史的な出来事の舞台としても広く知られる。18世紀末のフランス革命時に建物の一部が破壊されたが、19世紀には修復が行われた。1991年、周囲の文化遺産とともに、ユネスコの世界文化遺産に「パリのセーヌ河岸」という名称で登録された。2019年4月15日、火災により屋根が炎上し、高さ90メートルほどの尖塔が焼け落ちた。フランス政府は5年後の24年の完工を目指して尖塔を再建する方針を示した。

(2019-4-18)

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世界遺産情報 「ノートルダム寺院」の解説

ノートルダム寺院

パリのセーヌ川に浮かぶシテ島に建つ大聖堂ノートルダム寺院。1163年パリ司教シュリーによって着工し、完成までに200年もの歳月を費やしたこの建物は、当時のゴシック建築技術の粋を集めて造られ、その美観のみならず耐久性や強度の面でも高く評価されています。ゴシック建築の最高峰ともいわれており、荘厳な姿は目を見張るものがあります。建物に施された装飾や彫像、ステンドグラスなどは美術史的に重要なものばかりで、さらに、ジャンヌ・ダルクの審判、ナポレオンの戴冠式など数々の歴史的行事が行われた場所としても有名です。

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「ノートルダム寺院」の意味・わかりやすい解説

ノートル・ダム寺院
のーとるだむじいん

ノートル・ダム大聖堂

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知恵蔵 「ノートルダム寺院」の解説

ノートルダム寺院

「ノートルダム大聖堂(パリ)」のページをご覧ください。

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