バイレ(読み)ばいれ(その他表記)Vejle

デジタル大辞泉 「バイレ」の意味・読み・例文・類語

バイレ(Vejle)

デンマークユトランド半島東部の都市。バイレフィヨルドの最奥部に位置し、良港に恵まれる。中世より商業が発達し、19世紀に織物業発展食品工業をはじめとする各種工業が盛ん。13世紀の聖ニコライ教会と、ランドマーク風車が有名。

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「バイレ」の意味・わかりやすい解説

バイレ
ばいれ
Vejle

デンマークのユトランド半島中部東岸に位置する港湾都市。人口5万5084(2002)。モレーン氷堆石(ひょうたいせき))丘陵の谷部、全長28キロメートルのバイレ川の河口に位置する。中世に栄えた町で、1327年に市場開催権を得た。17世紀にはペスト戦災により人口わずか712人となったが、19世紀中葉から工業化によって復活した。鉄鋼機械織物、食品などの工業があり、工業化は著しい。バイレ湾に1700メートルの新橋が架かる。

[村井誠人]

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「バイレ」の意味・わかりやすい解説

バイレ
Vejle

デンマーク中部,ユラン半島東部,バイレ県県都オールフス南西約 60km,バイレフィヨルドの最南部にのぞみ良港をもつ。産業は織物が主で,鋳鉄,製缶,玩具製造も行われる。農産物集散地。バイレ博物館は美術品,古銭などを収めている。 13世紀のニコライ教会がある。人口5万 1506 (1991推計) 。

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