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ばらの騎士 ばらのきし Der Rosenkavalier

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ばらの騎士
ばらのきし
Der Rosenkavalier

リヒアルトシュトラウス作曲の3幕の喜歌劇。 1911年1月 26日ドレスデン初演。台本はフーゴ・フォン・ホーフマンスタール,18世紀中頃のウィーンを舞台に,元帥夫人の寵愛を受けている美少年が,たまたま銀製のバラ (薔薇) を届けた少女を愛するまでを官能的な美しさで描いたドイツオペラの傑作の一つ。

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百科事典マイペディアの解説

ばらの騎士【ばらのきし】

R.シュトラウスの3幕のオペラ。《Der Rosenkavalier》。1909年−1910年に作曲され1911年ドレスデンの宮廷歌劇場(現ドレスデン国立歌劇場)で初演。

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デジタル大辞泉プラスの解説

ばらの騎士

ドイツの作曲家リヒャルト・シュトラウスドイツ語による全3幕のオペラ(1911)。原題《Der Rosenkavalier》。台本はオーストリアの劇作家・詩人ホフマンスタール。19世紀半ばのウィーンを舞台とする恋愛喜劇。

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世界大百科事典 第2版の解説

ばらのきし【ばらの騎士 Der Rosenkavalier】

R.シュトラウスの代表的なオペラ作品で,1910年,ホフマンスタールの台本をもとに完成された。11年1月26日のドレスデン宮廷歌劇場での初演は,台本の内容が不道徳だということで賛否両論センセーションを引き起こした。舞台はマリア・テレジア時代(18世紀中葉)のウィーンで,オーストリア陸軍元帥ウェルデンベルク公爵夫人とその若い恋人オクタビアン(ばらの騎士),オックス男爵といいなずけゾフィーの二つのカップルが,それぞれのおもわくで恋をしているが,結局オクタビアンとゾフィーの愛が実を結ぶ

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ばらの騎士
ばらのきし
Der Rosenkavalier

オーストリアの劇作家ホフマンスタール台本、リヒャルト・シュトラウス作曲の楽劇。三幕。1910年完成。翌11年ドレスデン初演。マリア・テレジア治下1740年代のウィーンを舞台に、ワルツにのって繰り広げられる華麗な恋愛喜劇。当時の貴族社会では、婚約のしるしに男性から女性へ銀のバラを贈る習慣があった。田舎(いなか)貴族で俗物のオックス男爵が富裕な新貴族の娘ゾフィーと婚約し、彼の親戚(しんせき)にあたる元帥夫人は銀のバラを届ける「ばらの騎士」に自分の若い恋人オクタビアン伯爵を選ぶ。ところがオクタビアンとゾフィーはたちまち恋に落ち、貪欲(どんよく)で好色なオックスの鼻を明かして、2人はめでたく結ばれ、元帥夫人は身を引く。モーツァルト時代のオペラ・ブッファに似た擬古的な台本であるが、「銀のバラの動機」に象徴される斬新(ざんしん)な和声法によって、シュトラウスは作品に独特の雰囲気を与えることに成功した。
 うつろいゆく若さをはかなむ元帥夫人のモノローグ(第一幕)、オクタビアン(女性歌手が演じる)とゾフィーが出会う場面のきらめくような官能的デュエット(第二幕)、3人の女性歌手がそれぞれ個性を主張する三重唱(第三幕)など名場面が多く、まさに世紀末の退廃的な甘美さにあふれたオペラといえよう。日本初演は1956年(昭和31)。[三宅幸夫]
『内垣啓一訳『薔薇の騎士』(『ホーフマンスタール選集 第四巻』所収・1973・河出書房新社)』

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世界大百科事典内のばらの騎士の言及

【オペラ】より

…ドイツ・オーストリア圏では,R.シュトラウスが,ワーグナーの流れを汲む大編成のオーケストラを駆使して,《サロメ》では強烈な官能の世界を,《エレクトラ》では異常なまでに屈折した心理的表現の世界を開いた。しかし,《ばらの騎士》では,上記の作品に見られる表現主義的傾向に再び手綱が締められ,優美な感覚的洗練と擬古的な傾向が現れてくる。 これを境として迎える二つの大戦間の時期は,ジャズの語法の導入(ストラビンスキーの《兵士の物語》,クルシェネクの《ジョニーは演奏する》),原始主義(オルフの《カルミナ・ブラーナ》),民族主義(バルトークの《青ひげ公の城》),新古典主義(ストラビンスキーの《エディプス王》)など,当時の作曲界のさまざまな潮流を反映したオペラが作られる一方,調性と和声機能の否定を意識的に徹底させた十二音の技法(十二音音楽)によるオペラが台頭した時期である。…

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