デジタル大辞泉
「パスト」の意味・読み・例文・類語
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
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パスト
Pasto
コロンビア南西端部,ナリニョ州の州都。エクアドルとの国境に近いアンデス山中,ガレラス火山 (4267m) 東麓の高原にあり,標高約 2600m。 1539年建設された古い町で,スペイン植民地時代には重要な交易中心地として発展。独立戦争時にはスペイン王党派の拠点となり,最後まで独立派に抵抗。現在周辺の農牧地帯の商工業中心地で,農畜産物を集散し,食品,石鹸,煉瓦,家具,パナマ帽などの工業が行われる。パストニスと呼ばれる独特なニスで仕上げた彩色木鉢の生産でも知られる。ナリニョ大学 (1964) 所在地。パンアメリカン・ハイウェーが通り,エクアドル国境まで 122km。アンデスを越えて東に延びる道路の分岐点。また太平洋岸の港トゥマコと道路で連絡。人口 20万 4475 (1985) 。
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
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パスト
ぱすと
Pasto
南アメリカ北西部、コロンビア南西部の都市。ナリーニョ県の県都。エクアドル国境から122キロメートルの標高2562メートルの高原に位置し、インディオ色が強い町である。人口37万8606(1999)、46万0454(2019推計)。征服時代の初期に創立され、農牧業地域の中心地で、パナマ帽と木製の多彩色の器物の製造に特徴がある。コロンビア独立戦争時の王党の最後の拠点で、頑強な抵抗が行われた。住民はもっともコロンビア的伝統を守る人々といわれており、植民地時代様式の建物が多い。
[山本正三]
出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例
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パスト
コロンビア南西部,エクアドル国境に近い都市。標高約2600m。キナ,ゴム,木材の集散地だったが,農畜産物関連の産業が起こり,付近に金鉱,油田が開発されている。1536年創設,文化・宗教の中心であった。38万8347人(2006)。
出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報
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