ヒマラヤ杉(読み)ヒマラヤスギ

デジタル大辞泉 「ヒマラヤ杉」の意味・読み・例文・類語

ヒマラヤ‐すぎ【ヒマラヤ杉】

マツ科の常緑高木。幹は直立し、枝は横に広がり、樹形円錐形をなす。樹皮灰褐色で、割れてはげる。葉は針状。秋に雄花雌花とをつけ、翌年秋に長卵形の実を結ぶ。ヒマラヤ原産で、日本には明治初期に渡来ヒマラヤシーダー
[類語]若松這松五葉松黒松赤松落葉松からまつ蝦夷松椴松とどまつつが

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精選版 日本国語大辞典 「ヒマラヤ杉」の意味・読み・例文・類語

ヒマラヤ‐すぎ【ヒマラヤ杉】

  1. 〘 名詞 〙 マツ科の常緑高木。ヒマラヤ原産で、明治一二年(一八七九)ごろ渡来し、公園庭園に栽植されている。高さ一〇メートル以上に達する。樹冠は円錐形で枝はやや垂れる。樹皮は厚く灰褐色で縦溝がある。葉は青緑色の針状で長さ約三センチメートル。雌雄同株球果は長楕円形で長さ約一〇センチメートル。ヒマラヤシーダー。ねずもみ。からまつもみ。
    1. [初出の実例]「ヒマラヤ杉ひとり早春の風に戦ぐ」(出典:桐の花(1913)〈北原白秋〉植物園小品)

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