日本大百科全書(ニッポニカ) 「ブンゼンバーナー」の意味・わかりやすい解説 ブンゼンバーナーぶんぜんばーなーBunsen burner 1855年、ドイツのブンゼンによって実用化された化学実験用のガスバーナー。ブンゼンの創案した原型はその後いくつかの改良が施され、現在広く利用されているものは改良型である。円盤状の台座の上に金属製の管を直立させ、管の底部から燃料ガスを導入し、そこにガス流量と空気流入量とを調節するコックあるいは弁を設けるのが構造の基本である。それらのコック、弁の機能によって炎の大小、外炎・内炎比などの調節を容易に行うことができる。[岩本振武][参照項目] | 化学実験 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例