都市ガスを燃やして簡単に高温の炎を得る装置で,R.W.E. Bunsen(ブンゼン)の発案したもの.単にバーナーともいう.ゴム管で導かれたガスは,本体下部のノズルから噴出して,付近の圧力を減少させ,空気孔から空気を吸い込んで管内でまぜ,上端で点火させて燃やす.ガスのノズルと空気孔の大きさをかえて,炎の状態をかえることができる.炎の温度は還元炎(内炎)の下方で300 ℃,先端(外炎)では1550 ℃,さらにこの先端に近い暗青色部と淡青色部との境は最高温度を示し,1870 ℃ に達する.
出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報
出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報
出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
…予混合型は,燃料と空気をあらかじめ混合させてから燃焼を行わせる型式のもので,すすの発生のない高効率の燃焼が実現される反面,火炎がバーナー内部に侵入する,いわゆる逆火の可能性がある。代表的なものとしては,化学実験などで用いるブンゼンバーナーBunsen burnerがある。これは,1855年ドイツのR.W.ブンゼンによって発明されたもので,図に示すように,燃料ガスが,小さなノズルから噴出し,周囲の空気を同伴して予混合気を形成し,バーナー管を上昇して先端で燃焼する型式のものである。…
※「ブンゼンバーナー」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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