プロカイン(読み)ぷろかいん

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「プロカイン」の意味・わかりやすい解説

プロカイン
procaine

ノボカインともいう。塩酸塩の形で局所麻酔薬として用いられる。天然の局所麻酔薬のコカイン副作用を除くためにそれに代わるものとして,1905年開発・合成された。白色結晶で水に易溶。コカインより麻酔作用は弱い。大量を吸収すれば全身麻痺に陥り,けいれんをきたすこともある。

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「プロカイン」の意味・わかりやすい解説

プロカイン
ぷろかいん

塩酸プロカイン

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