ホーズ(読み)ほーず

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ホーズ」の意味・わかりやすい解説

ホーズ
hose

広義には男性用脚衣の総称狭義にはタイツ状の脚にぴったりしたズボンさし,ももひきなどと訳されたこともある。中世初期のズボンはゆるやかなブレー braiesないしブリーチズ形式が多かったが,14世紀中頃から 16世紀にかけて,斜めラシャ地で仕立てたぴったりしたタイツ状になり,腰まで達して短い上衣に紐で連結した一種の完全な外側衣服となった。服飾史上のホーズは,一般にこれをさしていう。なお,16世紀中頃から 17世紀初頭にかけては,腰部から太ももをおおうふくらみのある脚衣が加わり,これをトランクホーズと呼び,本来のホーズをストック stocksと呼ぶようになった。

ホーズ
Hawes, Stephen

1502~21年頃活躍したイギリスの宮廷詩人。チョーサー伝統を受継いで『美徳模範』 The Example of Virtue (1504?) ,『快楽のなぐさめ』 The Passetyme of Pleasure (09) などの寓意詩を書いた。後者は E.スペンサー影響を与えた。

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「ホーズ」の意味・わかりやすい解説

ホーズ
ほーず

靴下

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