日本大百科全書(ニッポニカ) 「ポアント・ノアール」の意味・わかりやすい解説 ポアント・ノアールぽあんとのあーるPointe-Noire アフリカ中西部、コンゴの大西洋岸の港湾都市。人口29万8014(1984)。同国第2位の都市である。1934年に首都ブラザビルとを結ぶコンゴ・大西洋鉄道が開通して以来、内陸地方との中継貿易港として、コンゴの経済発展に貢献してきた。アブラヤシ、綿花、木材などのほか、ガボンのマンガンを積み出す。1960年代からは石油、とくに海底油田の開発の中心地となり、精油所もある。[赤阪 賢] 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ポアント・ノアール」の意味・わかりやすい解説 ポアントノアールPointe-Noire コンゴ共和国南西部,大西洋にのぞむ港湾都市。クイルー州の州都。ブラザビル西南西約 390kmに位置。 1950~58年フランス領赤道アフリカ中央コンゴの首都。同国第1の貿易港で,国際空港もある。中央アフリカ共和国の輸出入港としても重要であるほか,ガボンのマンガン鉱石の輸出も扱う。製材,パーム油,食品加工,機械修理などの工場があり,工業の種類は首都より多い。人口 57万 6206 (1992推計) 。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報