デジタル大辞泉 「ポンテベドラ」の意味・読み・例文・類語 ポンテベドラ(Pontevedra) スペイン北西部、ガリシア州の都市。大西洋につながる深い入り江の奥、レレス川河口部に位置する。ローマ時代より港町として知られ、古代・中世を通じて、18世紀頃までガリシア地方の中心都市の一つだった。かつて漁業で栄え、16世紀に船乗りの団体の寄進によってサンタマリア‐ラ‐マヨール教会が建造された。18世紀建造のラ‐ペレグリナ教会には、ポルトガルからサンティアゴ‐デ‐コンポステラへの巡礼者が訪れる。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例 Sponserd by
日本大百科全書(ニッポニカ) 「ポンテベドラ」の意味・わかりやすい解説 ポンテベドラぽんてべどらPontevedra スペイン北西部、ガリシア地方ポンテベドラ県の県都。人口7万4942(2001)。リアス海岸の深い入り江の奥、レレス川の河口左岸に位置する。ローマ起源の古い港町で、ガリシア地方第一の商業中心として栄えたが、18世紀にその繁栄はビーゴに移った。20世紀なかばにパルプ、繊維、農業機械などの工場が立地、近代的なビルも建設されたが、古い大きな家並みや教会(16世紀)なども残る。[田辺 裕・滝沢由美子] 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例 Sponserd by
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ポンテベドラ」の意味・わかりやすい解説 ポンテベドラPontevedra スペイン北西部,ガリシア州南西部,ポンテベドラ県の県都。中世には重要な港で,コロンブスがアメリカ大陸に到達した船『サンタマリア』号は当地の造船所で製作されたものとされる。またコロンブスの生地ともいわれる。布,皮革,陶器,肥料,木材,セルロースなどの製造業がある。穀物,ワイン,果実の交易も盛ん。人口7万 1182 (1991推計) 。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by