出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
…英名のlizardfish(トカゲウオ)もこれに由来する。全世界の海に4属約34種が知られているが,そのうち日本近海からは,マエソ属Sauridaのマエソ,ワニエソ,トカゲエソ,マダラエソ,オキエソ属Trachinocephalusのオキエソ,アカエソ属Synodusのアカエソ,スナエソ,ホシノエソ,ハナトゴエソ,チョウチョウエソの3属18種が知られている。各種にはそれぞれ地方名が非常に多く,混同しやすい。…
…また但馬(兵庫県北部)や出雲(島根県東部)では,ヒロレ(ミヤマカンスゲ)の新芽を川にさらして編んだものをマイブリとかマエスブロという。肥前(佐賀県)西松浦郡では腰蓑をマエハギといい,瀬戸内海の漁師が網をひく際につけるわら,カヤ,シュロの毛で作った腰蓑はマエアテとかマエソと呼ばれている。このように,腰蓑と前掛けは機能的にきわめて類似しているが,ただ腰蓑が植物繊維で作られるのに対し,前掛けは普通は布製である点が異なっている。…
※「マエソ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
2022年度から実施されている高校の現行学習指導要領で必修となった科目。実社会や実生活で必要となる国語力の育成を狙いとし、「話す・聞く」「書く」「読む」の3領域で思考力や表現力を育てる。教科書作りの...