マックス・ウェーバー

共同通信ニュース用語解説 「マックス・ウェーバー」の解説

マックス・ウェーバー

ドイツの社会学者。1864年、弁護士から政治家になった父親敬虔けいけんプロテスタントであった母親の間に生まれ、ベルリン大学学位を得た後、いくつかの大学で教授を務めた。宗教の禁欲的な倫理観資本主義精神的な支柱となったことを明らかにした「プロテスタンティズム倫理と資本主義の精神」や、ドイツが敗北した第1次世界大戦直後の1919年、学生向けに行った講演をまとめた「職業としての政治」などが代表作。講演翌年の20年に急死した。

更新日:

出典 共同通信社 共同通信ニュース用語解説共同通信ニュース用語解説について 情報

20世紀西洋人名事典 「マックス・ウェーバー」の解説

マックス ウェーバー
Max Webewr


1864.4.21 - 1920.6.14
ドイツの社会学者,経済学者。
エルフルト生まれ。
ベルリン大学(法学)[1889年]学位取得。
ハイデルベルク、ベルリン、ゲッチンゲンの各大学で法学、哲学、歴史学、経済学を学ぶ。フライブルク大学ハイデルベルク大学で教授を務めたが、1903年神経症で辞職後は主に在野で活躍した。経済学、社会学、政治学、宗教史など極めて広範囲で卓越した業績を残している。西洋文化と近代社会を貫く原理合理主義と捉えてその本質を究明し、価値自由の精神と理念型操作に支えられた社会科学方法論を確立。主著、「プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神」「社会科学方法論」。

出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報

367日誕生日大事典 「マックス・ウェーバー」の解説

マックス ウェーバー

生年月日:1864年4月21日
ドイツの思想家;社会学者;経済学者
1920年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

日本大百科全書(ニッポニカ) 「マックス・ウェーバー」の意味・わかりやすい解説

マックスウェーバー
まっくすうぇーばー

ウェーバー

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

今日のキーワード

大臣政務官

各省の長である大臣,および内閣官房長官,特命大臣を助け,特定の政策や企画に参画し,政務を処理する国家公務員法上の特別職。政務官ともいう。2001年1月の中央省庁再編により政務次官が廃止されたのに伴い,...

大臣政務官の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android