出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
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エリトリア中東部、紅海沿岸にあるエリトリア第一の港町。人口4万(1992)。エリトリアの輸出入の主要な貨物港であり、船舶修理・セメント工場、鉄工所、製塩場、発電所などがある。エチオピアの首都アディス・アベバまでの交通の関係で、南東500キロメートルのアッサブ港と競合関係にある。1935~36年、イタリアの軍港となり、エチオピア侵略の基地の役割を果たした。41年イギリスに占領され、第二次世界大戦中は連合軍の基地となった。世界でもっとも暑い都市の一つといわれる。文化的にはアラブ圏に属する。
[諏訪兼位]
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