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アフリカ北東部、エリトリアの首都。人口51万4000(1999推計)、51万2438(2019推計)。エチオピア高原の北端、標高2320メートルに位置し、道路、鉄道で紅海のマッサワ港と結ばれ、国際空港もある。イタリア植民地時代につくられたヨーロッパ風の美しい町で、キリスト教コプト派の壮大な教会がある。住民の半分はコプト派、半分はイスラム教徒である。繊維工業、醸造業、肉缶詰業、食品加工などが営まれている。
[諏訪兼位]
2017年、「アスマラ:アフリカの近代主義都市」としてユネスコ(国連教育科学文化機関)の世界遺産の文化遺産(世界文化遺産)に登録された。
[編集部 2018年5月21日]
エリトリアの首都。人口50万(2002)。エチオピア高原北端に位置し,2400mという標高のために,快適な気候をもつ。イタリアの植民地時代に建設され,紫色のジャカランダなどの花におおわれた,ヨーロッパ風の町である。エリトリアが1993年にエチオピアから分離・独立するまではエリトリア州の州都であり,エチオピア第2の都市であったが,エチオピアの他の都市が自然発生的なものであるのに対し,この町並みは異質である。住民の言語もティグリニア語で,エチオピア中心部のアムハラ語と同系ではあるが,異なっている。
執筆者:鈴木 秀夫
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…正式名称=エリトリア国State of Eritrea面積=12万1144km2人口(1996)=362万人首都=アスマラAsmara(日本との時差=-6時間)主要言語=ティグリニア語,アラビア語など通貨=エチオピア・ビルEthiopian Birrアフリカ大陸北東部に位置する国。西でスーダン,南でエチオピア,南東部でジブチに接し,紅海に面したその海岸線は約1000kmに達する。…
※「アスマラ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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