ミドル・マネジメント(読み)みどるまねじめんと(英語表記)middle management

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ミドル・マネジメント」の意味・わかりやすい解説

ミドル・マネジメント
middle management

経営管理階層の一つで,トップ・マネジメントローアー・マネジメント中間に位置し,部門的経営管理の職能を担当する階層をさし,中間管理,中間管理者,中間管理者層をいう。企業の基本的,全般的な管理職能を担当するトップ・マネジメント (経営管理者層) の下部機構であり,現場の直接的な作業の管理者であるローアー・マネジメントの上部機構であって,具体的には部門の長である部長や,組織によっては課長である場合もある。ローアー・マネジメントを指揮,監督し,トップ・マネジメントを補佐する立場にあって両者の意思疎通の役割を果す。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

日本大百科全書(ニッポニカ) 「ミドル・マネジメント」の意味・わかりやすい解説

ミドル・マネジメント
みどるまねじめんと
middle management

中間管理(者・層)、中層管理(者)、あるいは単にミドルともいう。経営管理の機能、もしくは担当者の階層的構造うち、トップ・マネジメント(全般管理)とロワー・マネジメント現場管理)を除いた部分をいう。その機能は、トップの戦略的決定・統合と、ロワーの日常的執行とを連結し、結節することである。具体的職位典型は部長および課長である。

[森本三男]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

今日のキーワード

お手玉

世界各地で古くから行われている遊戯の一つ。日本では,小豆,米,じゅず玉などを小袋に詰め,5~7個の袋を組として,これらを連続して空中に投げ上げ,落さないように両手または片手で取りさばき,投げ玉の数や継...

お手玉の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android