改訂新版 世界大百科事典 「メロッツォダフォルリ」の意味・わかりやすい解説
メロッツォ・ダ・フォルリ
Melozzo da Forlì
生没年:1438-94
出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
イタリア、ルネサンス期の画家。本名はメロッツォ・デリ・アンブロージMelozzo degli Ambrogiで、フォルリに生まれ、同地で没した。初めピエロ・デッラ・フランチェスカのもとで修業したと思われ、師の様式を受け継ぐとともに、より動感にあふれる画風を確立した。バチカン美術館の『シクストゥス4世とプラティナ』(1477ころ)は、遠近法に基づく空間構成とフランドル派的な写実とが融合した代表作である。ローマのサンティ・アポストリ聖堂のアプス(後陣)に描いた天井画(1477~81ころ。その断片が現在クィリナーレ宮とバチカン美術館にある)や、ロレートのサンタ・カーサ聖堂の聖マルコ聖器室の天井画(1484ころ)では、マンテーニャの影響と思われる極端な仰視法を駆使し、みごとな幻覚的表現に達している。このほかウルビーノ、フォルリでも活躍した。
[篠塚二三男]
出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報
出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報
ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...