仁義なき戦い(読み)ジンギナキタタカイ

デジタル大辞泉の解説

じんぎなきたたかい〔ジンギなきたたかひ〕【仁義なき戦い】

飯干晃一(いいぼしこういち)の小説。昭和47年(1972)週刊誌上で連載開始。戦後広島で起きたやくざ抗争事件を題材とする。昭和48年(1973)、深作欣二監督により映画化。出演、菅原文太松方弘樹梅宮辰夫ほか。また、これを第1作としてシリーズ化され、同監督による作品は、昭和48~51年(1973~1976)の4年間で8作を数える。その後も新たな監督・キャストによる作品が断続的に制作・公開されている。

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デジタル大辞泉プラスの解説

仁義なき戦い

1973年公開の日本映画。監督:深作欣二、原作飯干晃一による同名小説、脚本笠原和夫、撮影:吉田貞次。出演:菅原文太、松方弘樹、田中邦衛、伊吹吾郎、金子信雄渡瀬恒彦、梅宮辰夫ほか。広島ヤクザの抗争を描く「仁義なき戦い」シリーズの第1作。大ヒットとなり、多数のシリーズ作が制作された。

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世界大百科事典 第2版の解説

じんぎなきたたかい【仁義なき戦い】

1960年代から70年代にかけて隆盛を誇った東映やくざ映画後期を代表する人気シリーズ。1973年の《仁義なき戦い》から始まり,同題名をシリーズ名として同年の《広島死闘篇》《代理戦争》,翌74年の《頂上作戦》《完結篇》と,計5本つくられた。いずれも菅原文太の演ずる広能昌三を主人公に,広島,における激烈な暴力団抗争を実録ふうに描くもので,第1作の第2次世界大戦直後から第5作の1970年まで時代を追ってドラマが展開し,全5作で一つの大河ドラマを形づくっている。

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