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俠客 きょうかく

世界大百科事典 第2版の解説

きょうかく【俠客】


[中国]
 古代中国では,遊民層のあいだで剣を帯びて徒党を結び,私交に信義をつらぬき,親族知友を辱しめるものには必ず仇を報ずる人々を俠,遊俠,俠客といい,その気風を任俠という。任とは交わりに誠実で,利害生死を顧みずに人の窮境を救い,国禁を犯しても責任をもって人をかくまう意。墨子の学団に俠の風が強く,孟嘗君(もうしようくん)などの戦国四公子が集めた食客にも多くの俠がおり,漢の高祖劉邦の勢力も遊俠集団を基礎にして成長した。

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

世界大百科事典内の俠客の言及

【バグダード】より

…これらの特権層(ハーッサ)に対して,市場の商人,職人,下級官僚,家内奴隷などが民衆(アーンマ)を構成し,その中間に法学者や神学者を中心とするウラマー層が形成されつつあった。このような社会状況の下で活動を開始したのが,任俠・無頼の徒(俠客。アイヤールーン‘ayyārūn)である。…

※「俠客」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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