首が飛ぶ(読み)クビガトブ

デジタル大辞泉 「首が飛ぶ」の意味・読み・例文・類語

くび・ぶ

首を切られる。
免職になる。解雇される。「不正が発覚して責任者の―・んだ」
[類語](1首を切る首をねる笠の台が飛ぶ笠の台の生き別れ身首ところことにする首足処を異にす/(2免職解任解職罷免無職無業離職解雇馘首首切りくびお払い箱失業失職食い上げ破門お役御免リストラ食いはぐれるあぶれる免ずる解く暇を出す暇を遣る首になる首を切る

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「首が飛ぶ」の意味・読み・例文・類語

くび【首】 が 飛(と)

  1. 首を切られる。殺される。
    1. [初出の実例]「むづかしい事を云ふと、貴様の首(クビ)から先に飛(と)ぶよ」(出典歌舞伎彩入御伽草(1808)小平次内の場)
  2. 免職になる。解雇される。
    1. [初出の実例]「青山軍曹は処罰されるだらうか。特曹の首が飛ぶだらうか」(出典:軍隊病(1928)〈立野信之〉三)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

世界の電気自動車市場

米テスラと低価格EVでシェアを広げる中国大手、比亜迪(BYD)が激しいトップ争いを繰り広げている。英調査会社グローバルデータによると、2023年の世界販売台数は約978万7千台。ガソリン車などを含む...

世界の電気自動車市場の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android