食い逸れる(読み)クイハグレル

デジタル大辞泉 「食い逸れる」の意味・読み・例文・類語

くい‐はぐ・れる〔くひ‐〕【食い逸れる】

[動ラ下一][文]くひはぐ・る[ラ下二]
時機をのがして、食べ物にありつけなくなる。食べそこなう。くいっぱぐれる。「昼飯を―・れる」
生計を立てていくための手段をなくす。くいっぱぐれる。「手に職があれば―・れる心配はない」
[類語]免職解任解職罷免無職無業離職失業解雇馘首首切りくび失職食い上げお払い箱あぶれる破門お役御免リストラ免ずる解く暇を出す暇を遣る首になる首を切る首が飛ぶ

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精選版 日本国語大辞典 「食い逸れる」の意味・読み・例文・類語

くい‐はぐ・れるくひ‥【食逸】

  1. 〘 他動詞 ラ行下一段活用 〙
    [ 文語形 ]くひはぐ・る 〘 他動詞 ラ行下二段活用 〙
  2. 食べる機会をのがす。食べそこなう。くいっぱぐれる。
  3. 生計の手段を失う。生活の道を失う。くいっぱぐれる。
    1. [初出の実例]「江戸に出て食ひはぐれて鳥屋の手先になってゐたが」(出典:続あにいもうと(1934)〈室生犀星〉)

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