リバーサイド(読み)りばーさいど(英語表記)Riverside

翻訳|Riverside

日本大百科全書(ニッポニカ) 「リバーサイド」の意味・わかりやすい解説

リバーサイド
りばーさいど
Riverside

アメリカ合衆国、カリフォルニア州南部の都市。人口25万5166(2000)。サンタ・アナ谷の中心都市で、1873年以来のオレンジの町として知られ、出荷から加工まで住民の多くがオレンジ工場の労働に携わるほか食品工業航空機工業など他工業も進出する。また、柑橘(かんきつ)類試験場をもつカリフォルニア大学リバーサイド校(1907創立)などいくつかの大学が集まり、文教都市の性格も強い。1869年代に入植が始まった。

[作野和世]

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「リバーサイド」の意味・わかりやすい解説

リバーサイド
Riverside

アメリカ合衆国,カリフォルニア州南部,ロサンゼルスの南東 88kmの都市。 1870年代に入植が始り,柑橘類の栽培が行われた。特に 78年ネーブルオレンジ栽培の成功によって発展。 83年市制。シュロコショウ,オレンジなどの集約栽培が盛んである。近年は飛行機エンジン,精密機器などの製造業も発達。カリフォルニア大学リバーサイド校をはじめ多くの大学がある。近郊にリバーサイド自動車レース場,マーチ空軍基地がある。人口 30万3871(2010)。

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