ろうそく(蠟燭)(読み)ろうそく

世界大百科事典 第2版の解説

ろうそく【ろうそく(蠟燭)】

灯火用品の一種。パラフィンステアリン,固体脂肪,蠟類などを主材料とし,綿糸灯心こよりなどを燭心(しよくしん)として円柱状に作り,その燭心の先端に点火し,手燭燭台ぼんぼり,提灯(ちようちん)などの灯火具に立てて照明とする。これを〈蠟燭〉と書いて,普通には〈ろうそく〉と読んでいるが,また〈らっそく〉とも呼んでいた(《饅頭屋本(まんじゆうやぼん)節用集》)。〈らっそく〉〈らっちょく〉の語は,近年まで岡山県や岩手県の一部に行われていた。

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世界大百科事典内のろうそく(蠟燭)の言及

【ジュヌビエーブ】より

…美術では世俗の衣をつけた乙女として表され,まれに修道女の姿をとることもある。胸にメダルをかけ,手にはろうそくをもつことが多い。後者は,聖女がミサに出席したおりに,悪魔が消したろうそくを天使が即座にともしたという伝説にもとづく。…

【燭台】より

…灯火具の一種で,ろうそくを立てる台。日本では灯油と灯芯による灯火具としての灯台は早くから行われ,平安時代にはすでにその形もととのったが,燭台はいつごろから使われたかはっきりしない。…

【灯火】より

…夜間や暗所で明りをとるための灯火として,最も基本的なものは炉火,松明(たいまつ),ろうそく,ランプの4種であった。
[炉火]
 人間の住居として欠かせない要件は,外界から居住空間を区画する建物と,その内部に燃えるである。…

【蜜蠟】より

…これを天日でさらすか,活性炭,酸性白土で精製して淡黄色ないし白色の蠟とする。蜜蠟は可塑性に富み,乳化しやすいため,化粧品,つや出し剤,ろうそく,防水剤,膏薬,チョーク,クレヨンの製造などに使用される。市販品には蜜蠟以外に木蠟,ステアリン酸,パラフィン,セレシンなどを混入して用いることが多い。…

※「ろうそく(蠟燭)」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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