イギリス出身のアメリカの俳優。スカーバラ生まれ。ロンドンの劇壇で名声を得て、1927年から映画に出演。第二次世界大戦前のイギリス映画の代表作『ヘンリー8世の私生活』(1933)でアカデミー主演男優賞を受けた。巨体を生かした特異な個性の演技派として活躍し、50年にアメリカに帰化したが、英米をまたにかけて多くの作品に出演した。代表作に『南海征服』(1935)、『描かれた人生』(1936)、『運命の饗宴(きょうえん)』(1942)、『ホブスンの婿選び』(1954)、『情婦』(1958)など。
[畑 暉男]
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