ロートン(読み)ろーとん(その他表記)Charles Laughton

デジタル大辞泉 「ロートン」の意味・読み・例文・類語

ロートン(Lawton)

米国オクラホマ州南西部の都市。オクラホマシティーの南西約120キロメートル、ウィチタ山地の南東麓に位置する。周辺に農地が広がり、小麦綿花を産し、食品加工業が盛ん。石油石灰石採掘もおこなわれる。キャメロン大学が所在

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「ロートン」の意味・わかりやすい解説

ロートン(Charles Laughton)
ろーとん
Charles Laughton
(1899―1962)

イギリス出身のアメリカの俳優スカーバラ生まれ。ロンドン劇壇名声を得て、1927年から映画に出演。第二次世界大戦前のイギリス映画の代表作『ヘンリー8世私生活』(1933)でアカデミー主演男優賞を受けた。巨体を生かした特異な個性演技派として活躍し、50年にアメリカに帰化したが、英米をまたにかけて多くの作品に出演した。代表作に『南海征服』(1935)、『描かれた人生』(1936)、『運命饗宴(きょうえん)』(1942)、『ホブスンの婿選び』(1954)、『情婦』(1958)など。

[畑 暉男]


ロートン(アメリカ合衆国)
ろーとん
Lawton

アメリカ合衆国、オクラホマ州南西部、コマンチ郡の郡都。人口9万2757(2000)。ウィチタ山脈の山麓(さんろく)部に位置し、周囲の農業地帯で生産される綿花、小麦、肉牛集散地として知られる。また、近くには石灰岩の採石場もある。工業は農畜産物加工が中心で、製粉、綿実油、酪農製品、衣服、皮革製品などがある。1901年に町となった。近くには、ウィチタ山脈野生動物保護区がある。

[菅野峰明]

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ロートン」の意味・わかりやすい解説

ロートン
Laughton, Charles

[生]1899.7.1. ヨークシャー,スカーバラ
[没]1962.12.15. ロサンゼルス
イギリスの俳優。 1926年『検察官』のオシップで初舞台。オールド・ビック劇場でマクベスなどを演じたのち,映画界に入り『ヘンリー8世の私生活』 (1933) ,『レンブラント』その他に出演,主としてアメリカで活躍。第2次世界大戦後 B.ブレヒトの『ガリレオ・ガリレイの生涯』のニューヨーク公演 (47) に主演して舞台に復帰,『リア王』 (59) なども演じた。

ロートン
Lawton

アメリカ合衆国,オクラホマ州南西部の都市。ウィチタ山地の南東端,オクラホマシティーの南西約 130kmに位置する。 1869年にインディアンの入植地に指定された。 1901年白人入植者に開放され,一夜にして人口1万の町ができた。綿花,穀物,家畜などの農畜産物のほか,石灰石,石油などの天然資源も産出。建築材,製粉,食品,皮革などの工業も行われる。カメロン大学 (1901創立) のほか郊外に鳥獣保護地区がある。人口8万 561 (1990) 。

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