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アウストラロピテクス・アナメンシス あうすとらろぴてくすあなめんしすAustralopithecus anamensis

知恵蔵の解説

アウストラロピテクス・アナメンシス

初期から中期の猿人たちのうちで、歯と顎が巨大ではない5種(華奢型猿人)。生息年代は、それぞれおよそ420万〜390万年前、375万〜295万年前、340万〜300万年前、290万〜230万年前、250万年前。アナメンシス(アナム地域)はケニアとエチオピアで、アファレンシス(アファール地域)はエチオピアとタンザニアで、バーレルガザリ(ガゼルの川)はチャドで、アフリカヌス(アフリカの)は南アフリカで、ガルヒ(驚き)はエチオピアで、主として出土している。脳容積は400立方センチほどでチンパンジーと大差ないが、犬歯は退化し、直立二足歩行していた。特にガルヒは、脚が長く、石器を使った形跡があり、後のヒト属につながるともいわれている。

(馬場悠男 国立科学博物館人類研究部長 / 2007年)

出典|(株)朝日新聞出版発行「知恵蔵」知恵蔵について | 情報

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