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アカクラゲ アカクラゲDactylometra pacifica

4件 の用語解説(アカクラゲの意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

アカクラゲ
アカクラゲ
Dactylometra pacifica

刺胞動物門鉢虫綱旗口クラゲオキクラゲ科。別名サナダクラゲともいい,また傘の模様が連隊旗に似ているところからレンタイキクラゲと呼ばれたこともある。傘は直径 10~15cmの半球状で,表面に 16本の褐色の太い筋が放射状に並ぶ。

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百科事典マイペディアの解説

アカクラゲ

傘の模様からレンタイキクラゲ(連隊旗水母)ともいう。ハチクラゲ綱オキクラゲ科の腔腸(こうちょう)動物。傘の直径は9〜12cm,半球状で表面にふつう16本の赤褐色のしまがある。
→関連項目腔腸動物

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世界大百科事典 第2版の解説

アカクラゲ【Dactylometra pacifica(=Chrysaora melanaster)】

ハチクラゲ綱オキクラゲ科の腔腸動物(刺胞動物)(イラスト)。かさの表面にふつう16本の赤褐色の太い筋があるところからレンタイキクラゲ(連隊旗水母),または触手の刺胞が乾いて鼻の中に入ると粘膜を刺激してくしゃみがでるところからハクションクラゲ,4本の口腕が長いところからアシナガクラゲなどの別名がある。また瀬戸内海ではアカンコと呼んで釣りの餌に用いている。本州から台湾に分布し,春から夏にふつうに見られる

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

アカクラゲ
あかくらげ / 赤水母
[学]Dactylometra pacifica

腔腸(こうちょう)動物門ハチクラゲ綱旗口(はたくち)クラゲ目オキクラゲ科に属するクラゲ。傘は柔らかい寒天質に富み、半球よりやや扁平(へんぺい)で、普通、直径9~12センチメートル、ときにはさらに大形になることがある。傘の外表面上に、16本の顕著な褐色の太い縞(しま)が放射状に並んでいるが、これらの縞はときには薄くて目だたぬこともあり、また場合によってはほとんど消失してしまっていることもある。触手は長く濃褐色で、傘縁に普通40本みられるが、大形のものでは56本に達することもある。口腕(こうわん)は4個、淡褐色できわめて長くリボン状である。触手の上の刺胞(しほう)の毒はきわめて強く、その触手で獲物の小魚などをつかまえて食べる。人間がこれに手を触れると強い痛みを感じ、漁師や海水浴の人々などに嫌われる。このようなこともあって本種は古くからよく知られ、また各地でいろいろな俗称でよばれている。外傘の模様が旧日本軍の連隊旗の模様に似ていることからレンタイキクラゲ、口腕が長いのでアシナガクラゲ、触手の刺胞が乾燥して微粉となり人間の鼻に入ると粘膜を刺激してくしゃみが出るのでハクションクラゲ、などがそれである。また、瀬戸内海ではアカンコとよばれて釣りの餌(えさ)に用いられる。このクラゲは北海道から沖縄まで日本の沿岸に広く分布しており、またフィリピン、北太平洋、北アメリカ西岸などからも知られている。[山田真弓]

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世界大百科事典内のアカクラゲの言及

【ビゼンクラゲ】より

…〈備前〉の名は明治年間に岡山県児島湾でこのクラゲの小規模な漁を行い,食用にしていたことによる。俗称アカクラゲ(有明海沿岸地方による)。傘は半球状で,直径30cmほどであるが,1mくらいになるものもある。…

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