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アサダ Ostrya japonica

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

アサダ
Ostrya japonica

カバノキ科の落葉高木。日本各地の山地に生える。高さ 17m,直径 60cmぐらいになる。花は5月頃咲き,雌雄同株雄花は長さ 3cmぐらいの黄褐色尾状花序雌花の穂は新枝の先につき上に向く。材は建築材,器具材となる。

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世界大百科事典 第2版の解説

アサダ【Ostrya japonica Sarg.】

山地に生えるカバノキ科の落葉高木で,シデ類によく似る。アサダ属Ostryaやアサダは英語でhop hornbeamと呼ばれる。樹皮は縦に細かくはげる。若枝には毛と腺毛があるが,腺毛はシデ類にはなく,ハシバミとの類縁を示すものである。葉は互生で狭卵形,縁には重鋸歯がある。托葉は早落性。雄花と雌花があり,別々の花序につく。雄花序は尾状花序となって垂れ下がる。雄花には花被がなく,苞葉の上に多数のおしべがついている。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

アサダ
あさだ
hop-hornbeam
[学]Ostrya japonica Sarg.

カバノキ科の落葉高木で、高さ17メートルくらいになる。堅果が、膜質、袋状の包葉に包まれるのが特徴。各地の山地に生え、樹皮が灰褐色で浅く裂け、小さく割れて反り返る。小枝には密に毛がある。葉は互生し、長卵形で、軟毛が密生してビロード状となる。雌雄同株で、雄花序は前年秋から現れ、早春に開花する。雌花序は春に現れ、秋に下垂して果序となる。材は堅く、弾力があり、材色が美しいので床板材として最優秀であるほか、紡績木管、家具、器具などに用いる。アサダ属は北半球に7種、日本には1種が分布する。[菊沢喜八郎]

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