コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

アシナガバチ アシナガバチ Polistes

3件 の用語解説(アシナガバチの意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

アシナガバチ
アシナガバチ
Polistes

膜翅目スズメバチアシナガバチ属の昆虫の総称。黄褐色と黒色からなる模様をもつ中型のハチで,肢,特に後肢が長いのでこの名がある。雌はよく人畜を刺し,被害を及ぼす。体長 10~25mm。体はやや細く,翅はいずれも黄褐色を帯びている。

本文は出典元の記述の一部を掲載しています。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

百科事典マイペディアの解説

アシナガバチ

膜翅(まくし)目スズメバチ科中の一群の総称。飛行中に後肢を長く下方にたらすのでこの名がある。枯木などの繊維を唾液で練って紙質の巣をつくる。巣の形は種類によって異なる。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. ご提供する『百科事典マイペディア』は2010年5月に編集・制作したものです

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

アシナガバチ
あしながばち / 脚長蜂

昆虫綱膜翅(まくし)目スズメバチ科のアシナガバチ属Polystesの種類の総称。すべてカリバチ(狩りバチ)で、体長10~25ミリメートル。体は、黒、褐色、黄色の縞(しま)模様に彩られている。日本には数種産するが、平地の人家付近で普通にみかけられるのはフタモンアシナガバチPolistes chinensisと、セグロアシナガバチP. jadwigaeである。前者はよく屋根瓦(がわら)の下の空間などに営巣し、人家の軒下に営巣するのは後者が多い。
 冬を越した母バチは、4月ごろ単独で、直接日光や雨にあたらない、風当りの少ない場所を選んで巣をつくり始める。巣は六角柱状の部屋を並列して下に向けて束ねた巣板で、古い木材の繊維を集めて唾液(だえき)で練ってつくられたものである。各室に1卵ずつ卵を産み、アオムシなどをかみつぶした食物を随時与えて育てる。初夏のころ最初の幼虫が成虫になるが、この新成虫は小形の卵巣が十分に発育していない雌で、働きバチとよばれる。働きバチが羽化し始めると、母バチは産卵と育仔(いくし)に専念するようになるが、そのころから盛夏にかけて巣は急速に大きくなる。巣の中の個体間には順位があって、母バチはつねに最上位を占め、働きバチのなかでは、一般に早期出現者が上位を占めるといわれている。初秋には、雄バチと、翌年まで生き残る雌バチとが現れて、巣は解散する。交尾を終えた雄バチはまもなく死亡するが、雌は冬季もそれほど温度の下がらない場所を選んで越冬する。[桃井節也]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

アシナガバチの関連キーワード足長蜂穴蜂黒雀蜂似我蜂土蜂姫蜂雀蜂スズメバチの巣アシナガバチ(脚長蜂)スズメバチ(胡蜂)

今日のキーワード

大寒

二十四節気の一つ。元来,太陰太陽暦の 12月中 (12月後半) のことで,太陽の黄経が 300°に達した日 (太陽暦の1月 20日か 21日) から立春 (2月4日か5日) の前日までの約 15日間で...

続きを読む

コトバンク for iPhone

アシナガバチの関連情報