アダマワ高原(読み)アダマワコウゲン

デジタル大辞泉 「アダマワ高原」の意味・読み・例文・類語

アダマワ‐こうげん〔‐カウゲン〕【アダマワ高原】

Adamawa Plateau》アフリカ中西部、カメルーン北中部にある高原標高約1000~1500メートルで同国南北二分し、ベヌエ川、サナガ川の分水嶺になっている。サバンナが広がり、牧畜が盛ん。アダマワ高地

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内のアダマワ高原の言及

【カメルーン】より

…さらに中・南部一帯は標高630~850mの高原で,南の雨林地域にも北のサバンナ化した地域にもやはり赤色に深層風化した波状の凸型斜面群が分布する。北緯6~8゜で国土を南北に二分するアダマワ高原が標高900~1100mと1200m以上の地形面をもって東西に走る。ここは北流するベヌエ川,南流するサナガ川など主要河川の源流部をなし,〈水の宮廷château d’eau〉と呼ばれる。…

※「アダマワ高原」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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