アドレス(情報科学)(読み)あどれす

世界大百科事典(旧版)内のアドレス(情報科学)の言及

【仮想記憶】より

… コンピューターに1種類のメモリーしかなく,それに対して一様なアクセスができるとプログラムが書きやすい。これを可能にするのが一様なアドレスの概念である(1次元でも2次元でもよい)。コンピューターによって多少異なるが,たとえば,32ビットを語の単位とするコンピューターでは,32ビットのアドレスで4ギガバイトのメモリーを表現できる。…

【記憶装置】より

…画像の場合は解像度や色数などによって大幅に変化するが,圧縮しても1枚の静止画を記憶するには数十~数百キロバイト,動画を記憶するには1秒あたり数百キロバイト~数メガバイト程度の容量が必要である。 大半の記憶装置においては,図1のように記憶媒体における二進数を記憶する場所を何桁かずつまとめたものに対してアドレス(番地ともいう)と呼ばれる一連の番号をつけ,アドレスを指定することによって特定の場所に書き込んだり,そこから読み出したりする。アドレスは数字だけの住所のようなものであり,情報の読み書きは住所が指定された家(記憶素子)に情報を入れたり,そこから情報を出したりするようなものである。…

【コンピューター】より

…大きなメモリーのどの部分に所望のデータが入っているかを示すために,メモリーに番号を振る。この番号を番地(アドレス)と呼ぶ。一つの番地に一つのデータ(いまの場合,数)を格納する。…

※「アドレス(情報科学)」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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