ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説
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単純ヘルペスウイルスの初感染により、口内炎が多発する病気です。
口腔粘膜から歯肉にかけて口内炎が多発します。歯肉がはれて出血しやすくなります。強い口内の痛みのため飲み込むことができず、よだれが多くなります。通常、7~10日間で自然に治りますが、その間に食事、水分摂取ができなくなり、乳幼児では脱水になることもあります。
視診で診断します。血液検査でヘルペスウイルスに対する抗体測定を行い、確認します。
基本的には、水分をこまめにとり、刺激の少ない食べやすい物をとって自然に治るのを待ちます。食事量が減っても数日であれば大丈夫です。口の痛みが強く、ほとんど水分がとれず脱水になった場合は、輸液を行います。
高熱が出て、ほとんど水分がとれずに尿量がいつもより少ない場合は、医療機関を受診してください。
竹内 一夫
出典 法研「六訂版 家庭医学大全科」六訂版 家庭医学大全科について 情報
…アフタは種々の疾患あるいは症候群でみられる。ヘルペスウイルスによるアフタ性口内炎,周期性好中球減少症,アレルギー疾患などにみられるアフタは原因が明らかである。しかし,比較的頻度の高い慢性再発性アフタは原因が明らかでなく,近年,自己免疫疾患という考えもあり,ベーチェット病のアフタとの鑑別も非常に困難である。…
…口腔の後方,最も奥のところは口狭といい,上方は軟口蓋,下方は舌根で,側面のへこみに口蓋扁桃(単に扁桃,俗に扁桃腺ともいう)があり,咽頭へとつながる。
[口腔の病気]
口腔粘膜の病気にはアフタ,アフタ性口内炎,口腔白板症,口腔癌などがある。アフタは口の中の粘膜に生じる米粒大の潰瘍で,白色の薄い膜で中央部がおおわれ,周囲には発赤した部分がある。…
…天疱瘡の口腔内症状として現れたり,ウイルスの感染によるヘルペスアンギーナや疱疹性口内炎としてみられる。(3)潰瘍性口内炎 口腔粘膜に潰瘍が形成されているもので,潰瘍の状態によって糜爛(びらん)性,偽膜性,アフタ性などに分けられるが,アフタ性口内炎が最も多い。原因は細菌あるいはウイルスの感染,薬物ないし薬物アレルギー,皮膚科疾患など局所的なものと全身的なものとがある。…
※「アフタ性口内炎」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について | 情報
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