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アボット Abbot, Charles Greeley

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

アボット
Abbot, Charles Greeley

[生]1872.5.31. ニューハンプシャーウィルトン
[没]1973.12.17. メリーランド,リバーデル
アメリカの天文学者マサチューセッツ工科大学卒業 (1894) 。スミソニアン天体物理天文台台長 (1907~44) 。太陽放射の研究のほか日食,赤外線スペクトル,太陽観測器に関する多くの研究がある。『太陽』 (11) ,『地球と星』 (25) ,『天文学の基礎』 (27) などの著書がある。

アボット
Abbot, Francis Ellingwood

[生]1836
[没]1903
アメリカの哲学者,急進的神学者。自由主義的立場の雑誌"The Index"の編集者 (1870~80) 。 1893年以降隠棲し,主著"The Syllogistic Philosophy"の完成とともに自殺した。

アボット
Abbot, George

[生]1562.10.19. ギルフォード
[没]1633.8.4. クロイドン
カンタベリー大主教。神学者。オックスフォード大学に学び,のちに母校の副総長をつとめる。清教徒的傾向をもち,儀礼や礼典を重んじる高教会主義者たちと対立。イギリスの世襲君主制を擁護してジェームズ1世に認められたが,のちチャールズ1世と対立し,罷免され,不遇のうちに死んだ。

アボット
Abbott, George

[生]1887.6.25. ニューヨーク,フォレストビル
[没]1995.1.31. マイアミビーチ
アメリカの劇作家,演出家。ハーバード大学で G.P.ベーカー教授に学び,1913年から舞台に立ち,19年に劇作と演出に転じた。『1頭の馬に3人の男』 Three Men on a Horse (1935) ,『パジャマ・ゲーム』 The Pajamas Game (54) ,『くたばれヤンキース』 Damn Yankees (55) ,『フィオレロ』 Fiorello! (59) など,大衆的喜劇やミュージカルにすぐれた作品が多い。 63年演劇界の内幕を語った自伝『ミスター・アボット』 Mister Abbottを出版。 66年,彼の輝かしい経歴を祝し,ニューヨークのアデルフィ劇場がジョージ・アボット劇場と改称された。

アボット
Abbott, Jabcob

[生]1803.11.14. メーン,ハローウェル
[没]1879.10.31. メーン,ファーミントン
アメリカの牧師,児童文学者。特に少年ロロを主人公にした一連の小説 (全 28巻) で有名。

アボット
Abbott, Lyman

[生]1835.12.18. マサチューセッツ,ロクスベリー
[没]1922.10.22. ニューヨーク
アメリカの牧師。 J.アボットの息子。キリスト教を社会問題に適用しようとする「社会的福音」 Social Gospelを提唱,社会主義と自由放任主義に反対した。雑誌『クリスチャン・ユニオン』 (のち『アウトルック』と改題) の編集に携わる。著書に『キリスト教と社会主義』 Christianity and Socialism (1897) ,『人権』 The Rights of Man (1901) など。

アボット
Abbott, Samuel Warren

[生]1837.6.12. マサチューセッツ,ウーバーン
[没]1904.10.22.
アメリカの医師。 1862年ハーバード大学卒業。南北戦争に軍医として参戦したのち一時開業したが,86年から終生マサチューセッツ州衛生局長官をつとめた。公衆衛生活動に先駆的業績を残したが,特に彼がとった統計は今日の衛生統計のモデルとなった。主著"Past and Present Condition of Public Hygiene and State Medicine in the United States" (1900) 。

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百科事典マイペディアの解説

アボット

アメリカの劇作家演出家。ニューヨーク出身。ハーバード大学で演劇を学ぶ。俳優としてデビューしたが,のち《パジャマ・ゲーム》《くたばれヤンキース》などの都会的ミュージカルの演出で脚光を浴びた。

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デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

アボット Abbott, Edgar

1850?-1890 イギリスの実業家。
横浜で手形証券,金銀地金(じがね)売買の店をひらく。明治18年コープランドのビール工場跡地をゆずりうけ,ジャパン-ブリュワリー-カンパニー(麒麟麦酒(きりんビール)の前身)を創立した。1890年7月17日ロンドンで死去。40歳? 横浜外人墓地に埋葬された。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

世界大百科事典 第2版の解説

アボット【Charles Greeley Abbot】

1872‐1973
アメリカの天文学者。マサチューセッツ工科大学に学ぶ。1895年からスミソニアン研究所に入り,1907年から天文台長,28年から44年まで所長をつとめた。太陽からの放射エネルギーの精密測定に取り組む。その絶対測定を行い,太陽定数として1.94cal・cm-2・min-1を求めたことで有名。さらに,波長ごとの放射エネルギー分布や,太陽の周辺減光を測定した。太陽定数の変動と地上の気象に及ぼす影響,太陽熱利用の実用化,日射計の考案など太陽放射に関する多くの研究がある。

アボット【George Abbott】

1887‐1995
アメリカの劇作家,演出家。最も得意とするのは都会的なミュージカルで,シェークスピアの《間違いの喜劇》による《シラキュースから来た男たち》(1938),《パジャマ・ゲーム》(1954),《くたばれヤンキース》(1955)などの台本を書き,自ら演出した。わかりやすくて適度の笑いを含み,緊密な構成をもった台本を,速いテンポの舞台にまとめるところに特徴があり,よい意味で大衆的な作家である。【喜志 哲雄】

アボット【John Joseph Caldwell Abbott】

1821‐93
カナダの第3代首相(在職1891‐92)。ロワー・カナダ出身。マギル・カレッジで法律を学び,1857年に政界入り。62年には連合カナダ植民地の法務次官となる。商法の権威としてカナダ太平洋鉄道株式会社の法律顧問をつとめ,〈パシフィック・スキャンダル〉に巻きこまれる。87年上院議員に任命される。マクドナルドの死去により,人材不足の保守党から選出されて首相に就任。翌年病身ゆえに辞任した。【大原 祐子】

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