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アロサウルス アロサウルスAllosaurus

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

アロサウルス
Allosaurus

ジュラ紀後期に生息した肉食恐竜の一属。爬虫類竜盤目獣脚亜目メガロサウルス科に属する。頭は大きく,鋭い歯をもつ。前肢は非常に小さく,第4,5指は縮小し,大きな爪をもつ。後肢の第2,3,4の3指が大きく機能的である。体長約 10m。北アメリカと東アフリカ,タンガニーカなどで化石が発見されている。アントロデムスは同義名。

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デジタル大辞泉の解説

アロサウルス(Allosaurus)

竜盤目獣脚亜目の恐竜の一。中生代ジュラ紀後期、北アメリカに生息。全長約10メートル、体重約2トン。頭骨はやや小さく、尾は全長の半分ほどを占め、屈強な後肢と三本指の小さな前肢をもつ。足跡から、時速30キロメートル以上という高速で走ったと考えられる。肉食性

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百科事典マイペディアの解説

アロサウルス

ジュラ紀後期の肉食恐竜(食肉竜類)。二脚歩行で,陸生。体長約12m,体重2t。後肢は強大,前肢は比較的小さいが,鉤爪(かぎづめ)で武装され,アパトサウルスなども捕食したらしい。
→関連項目ケラトサウルス

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デジタル大辞泉プラスの解説

アロサウルス

ジュラ紀後期に生息した竜盤類獣脚類の肉食恐竜。全長約12メートル。アメリカのユタ州で発見された。ジュラ期を代表する大型肉食恐竜。

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世界大百科事典 第2版の解説

アロサウルス【Allosaurus】

1877年O.C.マーシュによって命名された肉食恐竜で,Allosaurus fragilisが標式種である。アメリカの北西コロラド,南東ワイオミング,東部ユタなどジュラ紀キンメリッジ期の地層から産出している。クリーブランド・ロイド動物群では鳥盤目のカンプトサウルスステゴサウルス,竜盤目のカマラサウルス,アパトサウルス,バロサウルスまたはディプロドクス,それに獣脚亜目のケラトサウルス,ストケソサウルスあるいはマーシュサウルスなどがともに産出する。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

アロサウルス
あろさうるす
allosaur
[学]Allosaurus fragilis

北アメリカのジュラ紀後期、約1億5600万年~1億4600万年前の地層から産出した二本肢(あし)の凶暴な性格の肉食恐竜。分類学上は竜盤目獣脚類(亜目)テタヌラ類(下目)鳥獣脚類Avetheropodaカルノサウルス類Carnosauriaアロサウルス上科Allosauroideaアロサウルス科Allosauridaeに属する。全長約10メートル、体重2トンと推定される。長い尾は全長の半分以上にも達し、体のつり合いを保っている。骨の数は425個以上に達する。手の指は3本、足の指は4本あって、ともに鋭いつめをもつ。歯も鋭利で、この歯でかまれたと思われる歯型が草食恐竜である竜脚類の尾骨につけられていたり、竜脚類の一連の足跡の上に踏み込んだようにつけられたアロサウルスの足跡が発見されたりした。連続足跡からの計算では、走る速度は時速30キロメートルともいわれる。最初に尾椎(びつい)の一部がみつかり、アントロデムス・バレンスAntrodemus valensと命名されたが、発掘場所が明瞭(めいりょう)でなく、あまりに断片的で種の特定が困難なため、学者はアントロデムスの名を使わなくなった。しかし命名規約上はアントロデムスのほうに先取権がある。東京都上野の国立科学博物館や鹿児島市の文化センターなどに全身骨格が展示されている。ともに、小川勇吉(ゆうきち)がアメリカ産の化石を寄贈したものである。小川は三重県出身で、ロサンゼルスで日本語学校教師やホテル経営などをしていたが、たまたま帰国した際に科学博物館を訪れ、日本に恐竜の化石が1体もないことに気づいた(当時74歳)。1960年からユタ州のクリーブランド・ロイド採掘場で「ユタ大学恐竜発掘計画」(資金提供をした国の博物館に全身骨格を1体ずつ配る計画)が実施されることを知り、日本の子供たちに見せるために恐竜1体分の発掘・輸送・組立て費用として基金を寄付した。これにより、1964年(昭和39)4月14日から12日間にわたりアロサウルスの専門家ジェームズ・マドセンJames H. Madsen Jr.が主となって組み立てたものが、日本で組み立てられた最初の恐竜であった。[小畠郁生]

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