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アンギラ島 アンギラとうAnguilla

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

アンギラ島
アンギラとう
Anguilla

西インド諸島東部,小アンティル諸島北部,リーワード諸島北部にあるイギリス海外領土。サンゴ礁の低平な島で,東西に長いその形からアンギラ(スペイン語で「ウナギ」の意)の名が由来。1650年以降イギリス領。1967年2月,南約 100kmにあるセントクリストファー島,ネビス島とともに,イギリス領セントクリストファー=ネビス=アンギラとして西インド諸島連合州に加盟,完全な内政自治権を得たが,3ヵ月後一方的にほかの 2島(→セントキッツ・ネビス)からの分離を宣言,1980年正式に離脱し,単独のイギリス属領となった。住民は大部分が奴隷として連れてこられたアフリカ系黒人とムラット(黒人と白人の混血)。主産業はエビを中心とした漁業のほか,塩湖からの製塩が行なわれる。白砂の海浜をもち,観光業も重要。1999年カリブ共同体準加盟。面積 91km2。人口 1万4254(2006推計)。

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デジタル大辞泉の解説

アンギラ‐とう〔‐タウ〕【アンギラ島】

Anguilla》カリブ海、小アンティル諸島北端にある英自治領の島。1650年から英領。1967年、独立前のセントクリストファー‐ネイビスと合わせて自治領とされたが、セントクリストファー島主導の自治を嫌い独立宣言。1969年に英警官隊が派遣されるとこれに降伏し英直接統治に復した。1976年に再び自治領となり1980年セントクリストファー‐ネイビスから分離。ロブスターの漁と輸出が盛ん。人口1万(2010)。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

アンギラ島
あんぎらとう
Anguilla

カリブ海のリーワード諸島北端にあるイギリス植民地の島。面積91平方キロメートル、人口8960(1992)。主都はザ・バレー。住民の大部分は黒人でキリスト教徒。製塩、漁業、牧畜がおもな産業である。1650年にイギリスの植民地となり、1967年に近くのセント・キッツ島、ネビス島、ソンブレロ島とともにイギリスのセントキッツ・ネビス・アンギラ自治領となったが、1971年に自治領から分離してイギリス領植民地に戻った。[菅野峰明]

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