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アンジェラス Angelus

翻訳|Angelus

デジタル大辞泉の解説

アンジェラス(Angelus)

カトリック教会の、お告げ祈り。聖母マリアへの天使のキリスト受胎告知を祝して感謝する毎日3回の祈りで、「アンジェラス‐ドミニ(主の御使い)」の語で始まる。また、この時刻を知らせる合図の鐘。

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百科事典マイペディアの解説

アンジェラス

カトリック教会の〈お告げの祈り〉,およびその時刻を知らせる鐘。Angelus Domini(主の御使い)より。J.F.ミレーの《晩鐘》はこれにちなむ。

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世界大百科事典 第2版の解説

アンジェラス【Angelus】

ラテン語のAngelus Domini(主のみ使い)という語で始まる〈お告げの祈り〉および,その時刻を知らせる教会の鐘。その起源は,朝・昼・晩の教会の祈り(時課)に人を集めるために鳴らしたもの。後に,その時刻にどこにいても〈お告げの祈り〉をして,神の子の受肉の秘義を記念するためにアベ・マリアを唱える信心ができた。結びの祈願には,キリストの受難と十字架の死と復活も記念されている。キリスト教国では,時計の少ない時代から朝・昼・晩(たいていは午前6時・正午・午後6時)に正しい時刻を知らせ,民衆の生活に深い宗教的影響を与えた。

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大辞林 第三版の解説

アンジェラス【Angelus】

お告げの祈り。カトリックで、天使による聖母マリアへの受胎告知を記念する祈り。朝・正午・夕の三度、鐘の音とともに行う。また、この時刻を告げる鐘。 〔この祈りの初句「主の御使みつかい」(Angelus Domini)に由来〕

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

アンジェラス
あんじぇらす
angelus

キリスト教で、「お告げの祈り」、またはそのための時刻を知らせる「お告げの鐘」をいう。angelusは天使を意味し、お告げの祈りの冒頭の句Angelus Domini(主の御使(みつかい))から、こうよばれるようになった。お告げの祈りは、聖母マリアへのキリスト懐胎の玄義(秘義)を記念するためのもので、朝6時、正午、夕6時の三度、教会の鳴らす鐘とともに唱えられる。その起源は中世にさかのぼるが、16世紀から定式化され、カトリック教会では今日も行われている。ミレーの『晩鐘(アンジェラス)』は、この祈りの一場面を印象的に描いている。[鶴岡賀雄]

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