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アンチ・ダンピング法 アンチ・ダンピングほうAnti-dumping Act

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

アンチ・ダンピング法
アンチ・ダンピングほう
Anti-dumping Act

適正コストを下回る値段で販売するダンピング行為を禁じるアメリカの法律。最初のアンチ・ダンピング法は,1916年に制定され,ある商品を生産国の市場価格よりも実質的に低い価格でアメリカ国内に輸入・販売することにより,アメリカ産業に損害を与え,産業発展の阻害要因となったり,取引制限や独占となる場合には,これを違法とし,刑事罰を科し,被害者は損害賠償を請求できるとしていた。その後幾度かの改正を経ながら,アメリカ産業の保護を柱に今日に至っている。最近では 88年包括通商・競争力強化法でもアンチ・ダンピング法が改正され,迂回防止条項が新設された。これはアンチ・ダンピング税を逃れるため部品を第三国で安く作り,アメリカ国内に輸出して組み立てるといった「迂回」を封じることを狙っている。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について | 情報

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