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アントラニル酸 アントラニルさん anthranilic acid

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

アントラニル酸
アントラニルさん
anthranilic acid

無色結晶,融点 144~146℃。冷水に微溶,熱水,アルコールエーテルに易溶。インジゴの合成中間体。生体内ではトリプトファン代謝中間体。ビタミン L1 (催乳ビタミン) ,o -アミノ安息香酸としても知られている。

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百科事典マイペディアの解説

アントラニル酸【アントラニルさん】

正しくはo‐アミノ安息香酸。無色の結晶。融点146.1℃。水に微溶,エーテルなどに易溶。哺乳(ほにゅう)類の催乳作用(ビタミンL1)がある。カドミウム,水銀,亜鉛などの金属イオンと不溶性のキレート化合物をつくるので,これらの金属イオンの分析試薬として用いられる。
→関連項目アミノ安息香酸

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栄養・生化学辞典の解説

アントラニル酸

 C7H7NO2 (mw137.14).

 o-アミノ安息香酸ともいう.ネズミの成長促進作用があることから,ビタミンL1とよばれた.

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世界大百科事典 第2版の解説

アントラニルさん【アントラニル酸 anthranilic acid】

o‐アミノ安息香酸の別名。融点146.1℃の無色ないし微淡黄色結晶で,熱水,エチルアルコール,エーテルに易溶。催乳作用をもつビタミンLの一種であるビタミンL1はアントラニル酸であることが見いだされている。染料とくにインジゴ(人造藍)の原料として重要であり,また種々の金属イオンと不溶性のキレート錯体を作る性質を利用し,これらの金属イオンの定量分析用試薬となる。アミノ安息香酸【村井 真二】

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

アントラニル酸
あんとらにるさん
anthranilic acid

o‐アミノ安息香酸のことで、ビタミンL1ともいう。肝臓や酵母中に存在し、ネズミの乳汁分泌に必要であるが、人間については未確認である。o‐ニトロ安息香酸の還元によってつくられる。生体内では、アントラニル酸合成酵素によってつくられ、トリプトファンの母体となるほか、トリプトファンの代謝産物のキヌレニンからキヌラーゼの作用によってもつくられる。[降旗千恵]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
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