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アーティチョーク アーティチョーク artichoke

翻訳|artichoke

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デジタル大辞泉の解説

アーティチョーク(artichoke)

キク科の多年草。高さ1.5~2メートル。夏、紫色のアザミに似た花をつける。つぼみの花托を食用とする。地中海沿岸の原産。食用あざみ。朝鮮あざみ。

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百科事典マイペディアの解説

アーティチョーク

チョウセンアザミとも。地中海沿岸原産のキク科の宿根草。切花用または野菜として栽培される。高さ2〜3mになり,葉は羽状に深裂し,裏面に白い綿毛をつける。初夏,径15cmほどのアザミに似た紫色の頭花をつける。
→関連項目アザミ(薊)

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栄養・生化学辞典の解説

アーティチョーク

 [Cynara scolymus].チョウセンアザミともいう.キク目キク科チョウセンアザミ属の多年草で,花托部を野菜として食用に用いる.

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世界大百科事典 第2版の解説

アーティチョーク【artichoke】

全形は大型のアザミに似た地中海域原産のキク科の多年草(イラスト)。和名はチョウセンアザミ。原種は判然としないが西地中海域原産で,葉柄を食用にしたカルドンC.cardunculus L.(英名cardoon)をさらに改良したものと思われている。また,東地中海域からトルコに分布するC.syriaca Boiss.と交配すると,完全に稔性のある種子と雑種後代を生じる。15世紀にはすでにイタリアで栽培され,16世紀以降フランスでつぼみを食用野菜として利用するための優良品種が多く作出されている。

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大辞林 第三版の解説

アーティチョーク【artichoke】

キク科の多年草。地中海沿岸原産。夏、アザミに似た大きな紫色の頭花をつける。若い花の花托と萼がくの肉質部を食用にする。チョウセンアザミ。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

アーティチョーク
あーてぃちょーく
artichoke
[学]Cynara scolymus L.

キク科の多年草。和名チョウセンアザミ(朝鮮薊)は、異国から渡来したアザミに似た植物というほどの意味であろう。地中海沿岸原産で、もとは食用として栽培されてきたが、近年切り花としての需要も多い。南ヨーロッパの野生アザミが改良されたカルドンをさらに改良してアーティチョークが生じたといわれる。現在はフランスで栽培が盛んである。
 外形はアザミに似て大形、高さ2~3メートルになる。葉は互生して大きく、羽状に深く裂け、裂片の先は刺(とげ)状になる。裏面には白い綿状の毛が密生する。初夏に直径15センチメートルほどの紫色の頭状花をつける。総包葉片は肉質で卵状長楕円(ちょうだえん)形、刺はない。種子は細長く、長さ6~7ミリメートル、灰色で角張る。根はゴボウ状に発達する。[星川清親]

栽培

繁殖は株分けまたは実生(みしょう)による。日当り、水はけのよい土地を好む。晩秋や早春に株分け、仮植えした苗を初夏に定植する。あるいは早春に温床で播種(はしゅ)して苗を育て、初夏に定植する。翌年、初夏に出るつぼみを、花弁が開く直前に収穫する。[星川清親]

料理

古代ギリシア・ローマ時代から野菜として利用されたが、栽培の記録では15世紀のイタリアのものがもっとも古い。日本へは江戸時代に初めて渡来したが普及しなかった。また、第二次世界大戦後も進駐軍用にかなり栽培されたが、一般には普及しなかった。アーティチョークは西欧人が好む野菜で、彼らの食事にもっともポピュラーなものといえる。西欧の食生活をなんでも受け入れた日本人が、文明開化以来100年以上これを受け付けないのは不思議なことだが、このごろになって房総半島や三浦半島でようやくつくられ始めた。生産量は少なく、レストランや高級スーパーマーケットに出荷されている。
 開花直前の花蕾(からい)を、姿のまま、レモン汁と塩を加えた湯で下ゆでし、総包葉片をはがしながら、各種のソースをつけて、根元の肉厚の部分を歯でしごいて食べ、花托(かたく)(ボトムとよぶ)も切りながら食べる。また、裏漉(うらご)ししてムースやスープの材料にする。グラタン、フライ、サラダなどにも使う。下ごしらえのときには、変色を防ぐため、切り口をレモンでこする。フランスでは生食もするという。日本では缶詰が輸入され、市販されている。[星川清親]

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