イェーテボリ

百科事典マイペディアの解説

イェーテボリ

スウェーデン南西部,カテガット海峡に臨む港市。イェータ川の河口にあり,イェータ運河でストックホルムと結ばれる。スウェーデン第一の商港。製材,製紙,鉄鋼,造船,自動車,ボールベアリング,機械,繊維工業が行われる。とくに自動車では世界的に有名なボルボの本社がある。総合大学(1891年創立),工業大学,航海学校,海洋研究所,海洋博物館がある。1619年グスタフ・アドルフにより市の基盤がつくられ,その後商業の中心として発展した。20世紀初頭より,主要な大西洋航路のターミナルとなる。52万6089人(2012)。

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世界大百科事典 第2版の解説

イェーテボリ【Göteborg】

スウェーデン南西部,カテガット海峡のイェータ河口両岸に位置する同国第2の都市。イェーテボリ・ボーヒュス県の県都。人口44万9000(1996)。1619年グスタブ・アドルフによって市の基礎が築かれ,当時はスウェーデン西海岸で唯一の港であった。西方に開かれた位置にあるため,その後はイギリスへ鉄鉱石を輸出したり,東インド会社の本拠(1731‐1814)が置かれたりして,スウェーデンの西欧貿易の中心地としての地位を確保。

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世界大百科事典内のイェーテボリの言及

【グスタブ[2世]】より

…知事をともなう州制度,日用品への間接税などはもとより不評であり,また国庫の充実を直接目的とした商工業振興策や都市・ギルド政策は全体として成功したとはいえない。ただルイ・ド・ジェールLouis de Geerをはじめとする数百家族のワロン人招致による都市イェーテボリの振興(建設は父カール9世)と製鉄業,銅山業の発展とは大きな成果を見た。【熊野 聰】。…

【バルト帝国】より

…また,同条約はスウェーデンにブレーメンも与えたので,ユトランド半島南部を横断する交通路がスウェーデンのものとなった。現スウェーデンの南・西部は元来デンマークの一部であったが,西海岸に橋頭堡としてイェーテボリの砦が築かれ(1607),グスタブ2世アドルフがこれを港湾都市として発展させた。さらに,カール10世はデンマークと戦い全海岸線を獲得(ロスキレの和約。…

※「イェーテボリ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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