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イチモンジチョウ イチモンジチョウ Limenitis (Ladoga) camilla; white admiral

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

イチモンジチョウ
イチモンジチョウ
Limenitis (Ladoga) camilla; white admiral

鱗翅目タテハチョウ科。前翅開張幅は雄で 56mm内外,雌で 60mm内外。翅表は黒褐色の地に,翅の中央を横切って前・後翅につながる1本の白色の帯をもつ。翅の裏面は明るい茶色で,表面と似た模様をもつが,より斑紋に富む。

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百科事典マイペディアの解説

イチモンジチョウ

鱗翅(りんし)目タテハチョウ科の1種。開張65mm内外,黒地に白い帯がある。日本からシベリアを経てヨーロッパに分布。幼虫はスイカズラなどを食べ,成虫は年2〜3回発生し,林間の空地などに多い。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

イチモンジチョウ
いちもんじちょう / 一文字蝶
white admiral
[学]Ladoga camilla

昆虫綱鱗翅(りんし)目タテハチョウ科に属するチョウ。北海道から九州にかけて日本各地に広く分布するが、屋久島(やくしま)、種子島(たねがしま)およびそれ以南の南西諸島には産しない。国外では朝鮮半島、中国からヨーロッパにわたる欧亜大陸の北部に広く分布する。はねの開張50~55ミリメートル程度、はねの表面は黒褐色で、前ばねと後ろばねの中央を横に貫く白色帯があり、和名はこの白帯に由来する。はねの裏面は美しい橙(だいだい)色で、白と黒の複雑な斑紋(はんもん)がある。日本南西部の暖地では普通1年に3回発生(5~6月、7~8月、8~9月)するが、北海道東部あたりの寒冷地では1年に1回の発生(7~8月)、その中間地帯では1年に2回の発生(6~7月、8~9月)となる。幼虫の食草はスイカズラ(ニンドウ)、キンギンボク、タニウツギ、ハコネウツギなどスイカズラ科の植物で、ときにミツバウツギ(ミツバウツギ科)も食草となる。越冬態は幼虫で、越冬幼虫は食草の葉を巻いて巣をつくり、その中に隠れている。[白水 隆]

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